おはようございます😊

朝からいいお天気☀️

今日辺りから暖かくなるみたいですね



それではつづきをどうぞ




          終わりへのカウントダウン㊷




お酒のペースの上がったあなたは更にリラックスして行き、昨夜わたしが読んでいた小説の名前を聞いてくる。


今夜のことが不安で眠れぬわたしは、以前あなたが好きだと言った小説を読んでいた。


あなたを近くに感じたくて。


再会したての頃、毎日の会話の中であなたはわたしの全てを知りたいと好きな食べ物、好きなこと、好きな映画に、好きな曲と色々なことを聞いて来た。


インドア派のわたしは本が好きで、日がな本を読んで過ごしていると言った時、あなたはお気に入りのその小説を薦めてくれた。


あの日のことを想い出してくれるかな?と名前を言うと、


「どんな本?」


あなたは自分が薦めてくれた小説の名前を忘れてしまったのだろうか?


その小説の話で盛り上がったあの日のこともみんな忘れてしまったのだろうか?




あなたとわたしの接点がまた一つ消えて行く。




あの頃、毎日楽しく会話を続けたあなたと目の前のあなたはもう違う。



わたしを知りたいと想ってくれたあなた、わたしを理解しようとしてくれたあなたはもう消えてしまった。