おはようございます😊
今日も春らしいお天気です
気分がいいですね(花粉は辛いけど)
それではつづきをどうぞ
つづき㉜
そうこうするうちにグラスも空になりあなたはメニューを見て思案中。
今日、二人はお互いを理解するために話さなければいけないことが沢山あるはず。
きちんと話すためにお酒を控えめにすると言っていたあなた。
「きちんと」と言う言葉に緊張を覚えたわたし。
どうすべきか悩んだあなたではあったが、結局、白ワインをボトルで注文した。
そんなあなたを見て、無駄に不安を感じていただけなのかな?と思ったりもする。
目の前の屈託のないあなたと逢えない時のつれないあなた。
どちらが本当のあなたなのだろう。
分からないままわたしは心にまた蓋をする。
冷たいワインでお腹の調子を悪くしてはいけないとセーブをしながら飲むわたし。
ほろ酔い気分のあなた。
程よく酔いの回ったあなたの瞳は既に潤みがちでその瞳で見つめられるたび、わたしの不安はオブラートに包まれたように和らいで行く。
ボトルも空になりお腹も満足したところで、
「そろそろ行こうか?」
とあなた。
会計を済ませるから先に外へ出ていいと言うあなたに「ご馳走様」と声を掛け、化粧室へとむかう。
この後はどうするのだろう?
何の意思表示もないあなたとエレベーターへと向かう。
エレベーターを待つ間、あなたはわたしの腰に手を回して来る。
開いた扉の向こうには誰もいない。
あなたと二人。
扉が閉まる。
あなたの顔が近づきわたしの唇を塞ぐ。
行き先はもう決まっている。