おはようございます😊

今週は少しずつ暖かくなるみたいですね

週の始まり月曜日、頑張って行きましょう


それではつづきをどうぞ




                        つづき⑪




そして迎えた二十三日当日。



その日は朝から雨模様、気温も上がらず風も冷たい。


わたしはけやき坂のあの日を想い出す。


あの日もちょうどこんなお天気だった。少し不安になるわたし。



その日のわたしは気合と言うか覚悟を持っていた。



何しろ二回連続、何の悪戯かあなたと抱き合う事を赦されなかったのだから。


今日は二人のクリスマス、絶対に愛を確かめ合う筈。

だから、この間のように体調を崩したりなど出来ない。


朝からわたしは身体を冷やさぬよう服装を思案する。


約束の時間は午後五時半。


いつもの場所にあなたが車で迎えに来てくれる。

それまでにエステにも行かなくてはならない。



午前八時。



ゴルフに向かうあなたからのメッセージを着信。


昨夜、帰りの電車を三度も乗り過ごし自宅に着いたのは午前二時で寝不足気味だと言う。

よりにもよってこんな日に…。



エステを受けている間にもメッセージが来ていた。「思いの外、早く終わりそうだ」と。


少しでも早くあなたに逢いたいわたしは一気に慌てエステが終わるや否や急いで帰宅し、支度を始める。



けれど、待てど暮らせどその後の連絡は来ない。



高揚した気持ちが萎んで行く。



「もしかして、もう来てるかも」と冷たい雨の中待っていたわたしは約束の時間ピッタリに迎えに来たあなたの車に急いで乗り込む。


早めにゴルフを終えたあなたは近くのパーキングに車を停め休んでいたと言う。


その事はわたしを酷く落胆させたけれど、折角の二人の時間を台無しにしたくない。



あなたに逢えたんだからそんな事などもうどうでも良い。



隣町へあなたの車で向かう。

道は空いている。


お店の予約は午後六時。


クリスマスメニューを既に予約してある。