おはようございます😊
週末に向け気温が下がるみたいですね
北海道には最強寒波が来るとのこと
気をつけてくださいね
それではつづきをどうぞ
つづき㊶
最後のポイントに辿り着く頃には、この先は自分達の勘を信じると言う暗黙のルールが出来上がっていた。
最後のポイントで二人は掲げられた道案内の地図を何度も何度も見て二手に分かれた左の車道を選ぶ。
その時、既に時刻は午後三時を示していて、車道の横には今夜泊まるのであろうテントの準備をする人の姿が見え始めている。
それらを横目に見ながら歩みを進めるとその先はまた細い山道へと繋がって行く。
この頃からわたしは右の足首に違和感を感じ始める。
微かな痛みを感じながらも不安を打ち消すよう「気のせいだ」と言い聞かせる。
不安を隠し騙し騙し歩みを進めるも痛みは強くなって行く。
勇気を出し先を行くあなたに声を掛ける。
「ちょっと足首が痛いから靴紐を緩めるね。」
立ち止まり心配顔のあなた。
あなたに迷惑を掛けたくない。
がっかりされたくない。
そんな想いが胸に押し寄せる。
「大丈夫。ちょっと靴紐がきついだけだから。」
誤魔化すわたし。
経験もテクニックもないわたしにとって気力と体力が全て。
気持ちが萎えてしまったらもう先へは進めない。
わたしは気持ちを奮い立たせ歩き続ける。