おはようございます😊
昨日の冷たい雨のお陰で今朝は空気が潤っています
が、今日は暖かく明日は寒くなるとのこと
ここ数日の寒暖差には驚きを隠せません
体調に気をつけたいですね
それではつづきをどうぞ
つづき㊵
稜線をしばらく進むと急な崖が待ち受けている。
ストックを手に恐る恐る降りて行く。
そんなわたしを少し先に下りては立ち止まり待つあなた。
何とか崖を下りるとその先に山小屋が見えて来る。
お昼をまだ食べていない二人はそこで食事をとることにする。
山小屋の陰で風を除けながらあなたととる昼食。
広い場所でゆっくりと会話をしながらとる食事を想像していたわたし。
前回あなたが喜んでくれたGODIVAのチョコをザックに忍ばせていたわたしはあなたにそれを差し出す。
けれど、今は要らないとあなたは言う。
がっかりして笑顔の消えて行くわたし。
取り敢えずの、お腹を満たしエネルギーをチャージするだけの食事を終え再び歩き始める。
幸いにも次のポイントまで三十分と掛からなかった。
そこでトイレ休憩を取り先へ行こうとするものの直ぐそこにあった標識を見落とした二人は進む先を迷ってしまう。
休憩所にご主人がいたので道を尋ねると、後ろを振り返り、目と鼻の先にある標識を指差し、
「ここに案内がちゃんと出ているけどね。」
と、小馬鹿にした態度で答える。
お礼を言い歩き始めたもののご主人の態度が何となく二人の雰囲気を壊しかけていた。
その後も何とか標識を頼りに歩みを進めて行くと、視線の先に次なる山小屋が見えてくる。
ポイントとなる山小屋だ。
その存在が来た道が間違っていなかったと証明してくれる。
歩みを止めず進み行くと、安心したのも束の間またも分かれ道。
右は山道、左は車道となっていて、しかも車道には行き先を示す標識がない。
山道の標識に書かれた文字は二人が次に目指すポイントとは違っている。
再び迷う二人。
先ほどの嫌な思いがあったからか、自分の勘を信じ右の山道を行くと言うあなた。
少しずつ体力と気力を失い不安になるわたし。
結局、万全を期そうと言うわたしの意見を尊重してここでも山小屋のご主人に道を尋ねることにした。
運悪く急な泊まり客の対応をしていたご主人の説明は要領を得ない。
どちらを行っても同じ…のようなことを言っている。
忙しそうにしていのを引き留める訳にもいかず、安全な車道を選ぶあなた。
確かに、辿り着いた先は間違っていなかった。
只々、遠回りをしただけ。
明らかに落胆しているあなた。