早くも雨が降ってきています
乾燥が和らぐといいですね
それではつづきをどうぞ
つづき㉕
その後もあなたは、仕事が終わればお付き合いで飲みに行ったり、フレックスを使い仕事帰りにテニスをしたり、休日もゴルフやテニスに興じている。
あなたの中で自分の趣味や付き合いはわたしのこととは関係ない。
二人の予定が合わず逢えない日が続いたとしても自分のスタイルを変えてまで逢おうとは思わない。
あなたのそのクールさがわたしを苛立たせ苦しめて行く。
わたしの心はあなたと逢えた日からの三日間は幸せの余韻の中にあり、約束の前の三日間はワクワクとした高揚感の中にある。
あなたとの恋の初めは毎週欠かさず逢えていたからわたしの心はいつも安定した場所にあった。
でも、逢えるのが月に二度になり、(それだって、わたしが何度も何度もあなたに予定を尋ね取り付けなければならない)
その約束もドタキャンされることが多くなった今、わたしが心穏やかにいられる日々はほとんどない。
そんな日々を過ごしていれば当然の様にわたしは元気をなくしあなたから本当に愛されているのかすら分からなくなって行く。
自信をなくしたわたしは、あなたのくれる言葉の中に愛を見つけ出そうと必死になって行く。
形を変えつつも続いているあなたとの会話がわたしの道しるべとなっていた。
睦言は減っていたけれど、あなたは毎日変わらず連絡をくれ、わたしが逢いたいと言えば、俺も逢いたいと応えてくれた。
実際、平日に休みを取ってわたしに逢おうとしてくれた(結局、二人の予定が合わず逢うことは叶わなかったけれど)。
多くを求めたわたしは、満たされずいつも不安で、目の前にある幸せに気付けなくなっていた。