おはようございます😊
今朝の空はどんよりしています。
夜半から雪❄️になるのでしょうか?
つづきをどうぞ。
つづき㉔
十一月、あなたとわたしがこの世に生を受けた大切な月。
丁度その頃、あなたの週末は次女の受験する高校の説明会で埋まって行く。
何よりあなたとの約束を優先したいと思っているわたしにも親である以上そう言うことはあるから無論、文句は言えない。
逢えない日々が続く。
わたしはあなたと逢うことに固執する。
忙しいあなたのスケジュールの中に何とかわたしとの約束を捩じ込もうと必死になる。最早、作業となりつつあるその行動はお互いを疲弊させる。
何とか取り付けた約束は三週間後、説明会の後。
その日、二人が一緒にいられる時間は三時間。
あなたに逢うための口実を必死に考えるわたし。
結局、上手い言い訳も思いつかず、仕事と言って朝から家を出たわたしは、あなたに逢える 夕方まで図書館で時間を潰す。
二人が逢えたのは午後四時半。
時間のない二人はデパ地下で惣菜を買い込み渋谷のホテルへ。
その日あなたのために朝から張り切って作って来たカツサンドと一緒にそれらを食べる。
わたしの作ったものを美味しそうに食べるあなたの横顔。
それだけでわたしは胸もお腹もいっぱいになる。
食事を終えたあなたは、
「こんな風に笑ちゃんが食事を作って毎晩待っていてくれたら俺、超付き合いの悪い男になるかも。だって、毎晩早く帰って笑ちゃんと一緒に食事したいもん。」
「でも、最初だけじゃないの?」
嬉しさを隠し尋ねるわたしに、
「そんなことないよ。俺、笑ちゃんが奥さんだったら、いつでも一緒にいたい。上司の家でもどこにでも一緒に連れて行くよ。」
そう言って、あなたはわたしを抱きしめベッドへと誘う。
あなたの言葉と身体に愛されるわたし。
身も心も溶けて行くわたし。