おはようございます。
今日もいいお天気で気持ちがいいですね😊







                         つづき⑩




午前2時30分、


「お早う。今からゴルフに行って来るね。」


三時間弱の睡眠の後、あなたは大好きなゴルフへと出掛ける。


大好きなゴルフの合間もあなたからの着信は続く。


「頭から笑ちゃんが離れなくてゴルフに集中出来ない。」


「もう逢いたいよ。」


「そうだ、次に逢える日を早く決めよう。そうすればこの前みたいにその日を目標に頑張れるでしょう。」


「でも、前よりもっと、逢いたい気持ちが強くなっちゃったからなぁ。」



鳴り続く着信音を聴きながらわたしは昨日の夢のような時間へ行ったり来たりする。




逢いたい想いと裏腹に、公私共に忙しいあなたとの約束の日はなかなか決まらない。



わたしは、世に言う不倫の関係はそんなものかとぼんやりした頭で思う。



何度目かのやり取りの後、あなたは、


「やっぱり、そんなに待てないから来週逢おう。」

と言う。


わたしはその言葉を嬉しさと、同じくらいの戸惑いで受け止める。



普段、ほとんど外に出ることもなく、本を読んで一日を過ごしていれば幸せだったわたしに外へ出ると言うハードルは高い。


いきなりの変化に家族は驚くし、不審に思うだろう。



でも、逢いたいと発せられる言葉の魔法に抗うことなど出来るはずがなかった。




次の約束が決まる。



約束は一週間後。