化粧品には
使用する際の香りや色
匂い、音などさまざまな
感覚が伴うためそれに対する
評価が必要になります☆彡
今回はその官能評価についての
お勉強です!

化粧品検定の最新記事は
コチラ

化粧品検定2級・3級のテキストは
コチラ

※このブログでは赤の暗記シートを使用して勉強できるようにしています。
(文字が消えない場合には赤のシートを2重にしてみてください☆)

​゜*。,。*゜*。,。*゜*。,。*゜*。​​

〇官能評価について

今回勉強する官能評価とは
日本工業規格によると
「人の五感によって
 事物を評価すること
 及びその方法」
のことです。

使っていて五感に心地よいと
購入】動機や
リピート】動機に
つながるため
開発、製造、販売時に関係してきます。


ブルー系の基礎化粧品のセット

官能評価は
化粧品の
「【ターゲット】層」
「【ブランドコンセプト】」
「【効果】」
などを販売時に
お客様に伝える手段にもなります。

では具体的に
官能評価で必要な感覚ですが
・白さや色、パッケージの見た目などの
視覚
・開閉するときの音などの
聴覚
・匂いの
嗅覚
・苦み、味などの
味覚
・しっとり感や容器の使いやすさなどの
触覚

官能評価には欠かせません。

機械によって測定された評価である
物理的評価】も
もちろん重要ですが
機械には
総合的な美しさや満足度を
計ることがことができません。
そのため
物理的評価】+【官能評価
の2つの判断どちらの評価も
活かしながら
・商品を【開発】する段階
・商品を【製造】する段階
・商品を【販売】する段階
に評価を行うということが
多くの人に愛される化粧品には
必要です。



[無料イラスト] トップスとパンツのナース服を着た看護婦

〇官能評価の方法

・【嗅覚】は疲弊しやすいため
 一度に多くの検査をすることは
 避けられている

・色を評価するときは
 一定の【明るさ】、【輝度
 を保つ環境のために
 室内では多くの場合
 【色評価用蛍光灯】が使われる
 (【高演色蛍光灯】)

・クリームや乳液、ジェルや口紅など
 化粧品は【温度】によって
 状態が大きく変化するため
 【温度】の管理も重要です

・評価結果に大きく影響する
 尺度や強度、程度を表すために使われる
 「わずかに」「やや」「とても」などの
 言葉もより具体的に共有できる
 表現をすることが重要です。


[無料イラスト] ワンピースのナース服を着た看護婦

◇例:口紅の官能評価

口紅の物理的評価には
測色計】と呼ばれる機器で
測定した値を規格値としています。
しかし
口紅はパールの配合量などにより
塗ったときの色むらが出たりするため
機械による【平均化】された値だけでは
大量生産時に均一な品質、色合いを
保ちにくいため
官能評価を取り入れています。

◇例:ファンデーションの官能評価

ファンデーションは
わずかな色の違いを見分ける必要が
あるため評価の難しいサンプルです。
さらに
塗布する量や塗り方
下地とファンデーションの相性など
によって評価が変わります。
ファンデーションの評価には
評価に適した下地などを使用し
塗ったあとの【質感】や
塗るときの【感触】など
多角的に評価する必要があります。


​゜*。,。*゜*。,。*゜*。,。*゜*。​​

今回は官能評価についてでした。
自分では自然と
なんとなく好き、合うといった
ように判断している化粧品も
こういった官能評価である
ということがわかりました☆彡

化粧品検定1級の勉強も
残りは
化粧品の歴史と
化粧品の原料のみとなりましたが
しばらく更新が止まる可能性が
あります。
記事を読んでくださっている方には
申し訳ないです・・・

年内にはこの化粧品検定のブログは
終わる予定ですので
今しばらくおまちください☆


​゜*。,。*゜*。,。*゜*。,。*゜*。​​

​オススメの化粧品☆彡​

★24Hコスメ スティックファンデーション
天然ミネラルに
天然保湿成分をプラスして開発された
お肌に優しく
機能性に優れた
スティックタイプのファンデーション。

使うのにコツが要りますが
慣れるとナチュラルなカバー力の高さが
癖になります☆彡