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今回で化粧品の安全性については
ひと段落です♪
しっかり覚えておきましょう!
前回では実践的な保管法など
についてでしたが
今回は開発時のお勉強です☆彡

化粧品検定の最新記事は
コチラ

化粧品検定2級・3級のテキストは
コチラ

※このブログでは赤の暗記シートを使用して勉強できるようにしています。
(文字が消えない場合には赤のシートを2重にしてみてください☆)


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●開発時の
 チェック


化粧品は法律で規制されている
だけでなく
企業によっては独自の基準を
作ったりして多くのことを
チェック、確認して
開発努力をしています。

チェックされることの中でも
9つの項目が
化粧品検定1級の範囲となっているので
丸暗記してしまいましょう。

・誤飲、誤食したときに
 急性毒性反応を起こす
 量や症状を予測する
急性毒性

・アレルギー反応が出る
 可能性があるかどうかの確認
感作性

・目に入ったときに
 刺激があるかどうかの確認
眼刺激性

・皮膚に単回(1回)つけたときに
 紅斑や浮腫などの皮膚炎が
 起こらないかの確認
皮膚一次刺激性

・皮膚に連続回数つけたときに
 紅斑や浮腫などの皮膚炎が
 起こらないかの確認
連続皮膚刺激性

・光によって皮膚刺激性を
 起こさないかの確認
光毒性

・光によってアレルギー反応が出る
 可能性があるかどうかの確認
光感作性

・細胞の核や遺伝子に影響を
 及ぼさないかどうかの確認
変異原性

・赤みや腫れ、ブツブツなどの
 皮膚炎を起こさないかどうかの確認
ヒトパッチ
※個人が行うパッチテストとは異なる

この9つの項目は
必ず覚えておくようにしましょう。

[無料イラスト] 顔にニキビができる女子高生


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●チェックの仕方

化粧品の安全性はある程度
予測はされていますが
最終的には人間に使用して
さまざまな試験を行うことで
安全性を確認します。
それでも
全ての人にトラブルが起きない
といえないのが化粧品です。


[無料イラスト] じんましんが出た手

チェックするテスト法にはいくつかあり
今回は化粧品検定1級の
出題範囲のテスト法を勉強します。

〇パッチテスト
皮膚炎】が起きないかどうか
の確認をするために
人間の【前腕】もしくは【上腕
背部】に原料や製品を貼り付けて
試験を行う方法のこと。

一般的にパッチテスト用の絆創膏を
使用して【閉塞】した状態で
行います。
揮発性が高い原料や製品は
開放した状態で行います。

試験は
貼り付けてから24時間後に剥がして
はがした1~2時間後
その24時間後の皮膚の反応を
肉眼で見て確認します。


〇使用テスト
化粧品の実際に使用される状況を
想定して行われる試験のこと。

日焼け止めでは
温度、湿度、紫外線などの
環境】条件の変化による
影響はあるかどうかの確認と
発汗】の影響などを確認します。

スキンケア製品では
塗布後の【乾燥】(角質水分量)や
脂質量】などの肌の状態の変化
などの確認が行われます。


〇その他の
 テスト


・ニキビができにくい
 【ノンコメド】処方であるかの 
 確認を行う
ノンコメドジェニックテスト

・製品を使用した際に生じる
 ピリピリ・ヒリヒリといった
 一過性の刺激感の確認を行う
スティンギングテスト


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化粧品の開発時のチェックなど
メーカーの開発努力には
脱帽です・・・

これだけ確認をしていても
個人の皮膚状態や
保管法などによっては
トラブルが起きてしまうのですから
化粧品の扱いは
充分に注意が必要です☆彡


[無料イラスト] 家具や観葉植物が置かれた部屋のインテリア

次回は
万が一かぶれてしまったら?
かぶれたかどうかの判断
などについてのお勉強です♪
万が一に備えて
しっかりと覚えておきましょう☆彡

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