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香りものが好きな方は
今回からしばらく楽しい
お勉強になると思います♪
今回は天然香料
次回は合成香料
についての出題範囲です☆彡

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●天然香料

天然香料とは・・・
香りを持つ天然の【植物】などから
蒸留
抽出
圧搾】などの
物理的・科学的処理方法によって
取り出した香料のことで
・【植物性】香料
・【動物性】香料
があります。



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●植物性香料

植物性香料とは・・・
植物の花・葉・果実・種などから
目的に合わせて匂い成分を抽出します。

精油は植物性香料の一種で
数百種類ありますが
実際に使われているものは
150~200】種類といわれています。

アロマテラピーの世界では
化粧品ではなく【雑貨】に分類されます。

〇植物性香料の
 抽出方法


・おもに柑橘系の精油の抽出に使われる
 【圧搾法

柑橘系の果実の【】を絞って
抽出する方法で果物を皮と実に分けて
ローラー】や【遠心分離機】などを
使って皮を圧搾する
この方法は熱を使わないため低温の状態で
精油を抽出できる


・水蒸気で蒸す最もよく使われる
 【水蒸気蒸留法

原料になる植物を蒸留釜に入れて
蒸気を吹き込み
蒸気の熱によって【気化】させて
その水蒸気を冷却して液化させ
液体の上部に浮かんだ芳香成分を
精油として抽出する


・現在ではほとんど使われていない
 【油脂吸着法

牛脂や豚脂に原料を吸着
または浸して
芳香成分を吸着させて
アルコール】を使って
芳香成分を抽出する
現在ではほとんど使われていないが
歴史に残る伝統的な方法


・植物の芳香成分を直接溶かしだす
 【溶剤抽出法

石油エーテル
ヘキサン
ベンゼン】などの揮発性の溶剤と
原料になる植物を溶剤釜に入れる
溶けだした様々な成分から
芳香成分を【アルコール】で抽出する
ヘキサン抽出物を【コンクリート
エタノール抽出物を【アブソリュート】という
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●植物性香料
 精油の利用方法


一般的に精油瓶は1滴が約【0.05】mlで
自分で精油を利用して
化粧品を作る場合には
ベース原料に精油を混ぜて作成します。

注意点として
ブレンドして作成した化粧品は
必ずパッチテストをしてください。
専門家の指導が無い場合には
原液を肌に塗るのはやめましょう。

〇化粧品の作り方

・スキンローション
ベース原料:【】や【グリセリン
ベース原料の量:【50】ml
精油の量:【】滴ほど

・フェイス用トリートメントオイル
ベース原料:【オイル
ベース原料の量:【30】ml
精油の量:【1~3】滴ほど

・ボディ用トリートメントオイル
ベース原料:【オイル
ベース原料の量:【30】ml
精油の量:【6】滴ほど

・バスオイル
ベース原料:【オイル
ベース原料の量:【20】ml
精油の量:【1~5】滴ほど


・バスソルト
ベース原料:【
ベース原料の量:大さじ1杯
精油の量:【1~3】滴ほど


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●動物性香料

動物の【分泌腺】などから採取したものですが
野生動物から抽出するので
ワシントン条約】によって取引禁止です。

動物性香料で取り扱われていた
下記4種の香料は今でも合成香料で
作成されています。

・ジャコウジカの
 オスの生殖腺から抽出される
ムスク

・ジャコウネコのオスメスの
 分泌腺のうから抽出する
シベット

・マッコウクジラの
 結石様物から抽出する
アンバーグリス

・ビーバーのオスメスの
 生殖腺のうから抽出される 
カストリウム

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天然香料には
体の悩み
肌のトラブル
冷え性やむくみなどのトラブル
など
それぞれに多種多様な効果があります。

自分の悩みに合った
香料を使用して
気持ちよく改善していきましょう♪

 




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