おはようございます。吉川美南不動産の石井です。
この度、私の所属する吉川市国際友好協会のメンバーにて吉川昔話の絵を描くことになりました(^^)
20年前に発行された吉川昔話がリニューアルします(^^)
当協会には当時の作成者もおり、20年ぶりにまた筆を執ることになりました。担当するお話は「中井沼のかっぱ」のお話です。かっぱ業界では吉川市の中井沼は有名なんだとか。(・д・)
まずは中井沼のことを知ろう!ということで、吉川市国際友好協会のメンバーと吉川市役所生涯学習課の皆様と共に視察へ。
吉川市郷土資料館の飯島社長にお話を伺いにいきました(^^)
写真の赤いところ(ネオポリス付近)一帯が沼だったようです。吉川市の真ん中に井戸のように水が貯まっていたことから「中井沼」となったようです。
中井沼は吉川市内で一番地盤が低く、海抜1,8mなんだそうです。美味しい梅昆布茶をいただきました。
当時は、「よし」や「まこも」、「ヒシ」なんかが生い茂り、様々な鳥や魚がたいそういたそうな。
このヒシを煎じて飲むとアトピーに効くそうです。さらに、このヒシはあの忍者の必須アイテムの一つ「まきびし」の由来になっている植物なんだとか。
お土産に一ついただきました(^^)
郷土資料館の中には、なんと中井沼のジオラマまでありました。中井沼を愛する飯島社長の想いが伝わります。当時は足の脛くらいの太さのうなぎやなまずがバンバン獲れたそうです。
さらに堀上げ田んぼといって和舟に乗りながら稲刈りをしていたそうです。
そして、ここに沼小僧(ぬまっこぞう)と呼ばれるイタズラをする大きなかっぱがいたと言われていました。飯島社長の推測では大きなすっぽんのことではないかとおっしゃっていました。
たしかに、かっぱに沼に引きずり込まれるぞと良く言われたそうです。
それと余談でしたが、中井沼のタニシは殻が大きいようで、あいつは中井沼のタニシみてーなやつだ!という悪口も流行ったとか。
図体はでかいが身が小さいということからきているようです。
こちらの方が刀で成敗した村人の子孫である互さん。当時のことは親から引き継がれ聞いているとのことでした。オーラがでています。
以上が視察でした(^^)
実際に見たり、聞いたりするとやはり違うなと感じます。視察に行く前は「かっぱ」に重きをおいておりましたが、「中井沼」のことをもっと伝えたいと思いました。
後世に残す素晴らしい作品にするべく絵本製作に取り組んで参りたいと思います。
吉川市役所生涯学習課の皆様、飯島さん、互さんご協力ありがとうございました(^^)