こんにちは。吉川美南不動産の石井です。


今日は起業時のオフィスづくりのこと。


宅建業を創めるには、宅建業の免許を取得する前に営業する事務所を先に作らなければなりません。

なので退職してから3か月くらいは無職の期間を見ておいたほうが良いと思います。


流れとしては、


①事務所契約(借りる場合)

②事務所内装工事、備品用意(電話、コピー、FAX、机等)

③免許申請(ここが長いです)

④免許番号取得、保証協会入会もしくは保証金供託

⑤開業


となります。

お店自体は開店できるのですが、宅建業の取引は免許番号を取得してから初めてできます。


そして、事務所もただスケルトンの部屋で申請しても許可がおりないそうで、電話やコピー機、接客用のテーブル、イスなども必要になります。


ここで重要なのは、場所や備品をすべて用意したのに免許が下りないというケースです。

滅多にないですが欠格事項というものがありますので事前に確認しておいたほうがよいでしょう。


私の場合は昨年9月に退職したのですが、店舗がみつかるまで待っていたら免許を取得するまでに相当な時間を要すると思ったので、先に自宅で申請をしました。もちろん事務所風にアレンジ後です。

幸い2世帯に使える間取りでしたので特別問題ありませんでした。どんな家でもできるということではありませんのでここでも事前に確認が必要です。宅建業の免許取得に強い行政書士に相談するのも手間が省け安心ですね。


昨年末に許可が下り、ちょうどそのころに良い店舗が見つかったので賃貸契約をし、本店移転登記をしました。変更の手続きが完了したのが1月の中旬ぐらいでしたね。


そしていよいよタイトルにつながってくるのですが、待ち時間が長いのでじっくり事務所づくりができました。





前職のつながりから、たくさんの方からお祝いいただきました。


それらを飾ったり、モネの「印象・日の出」の複製画や論語が好きなので五徳の「書」を飾りました。


机やイスはほぼ「アスクル」さんです。一部、大塚商会さんの「たのめーる」です。


いろいろ近所の家具屋もみたのですが、やはり家庭用だと用途が違うのでオフィスに特化した会社にお願いしました。


小物は近所のららぽーとやイオンタウン、電化製品はケーズデンキさんです。イオンタウンのFTさんにはなかなか珍しい面白い雑貨がたくさんあります。


地産地消がモットーなので極力近所のお店にお願いしています。


そして、事務所づくりの最後の仕上げはおなじみのSECOM。






私がお世話になっている方から紹介してもらいました。


月々1万円ほどかかりますが、高額な商品を扱う不動産会社ですので、防犯はしっかりしようと思っておりました。30日で割ると一日333円です。この価格で安心が買えるのなら安いものです。一般家庭用はもっとお手頃のようで6000円ほどのサービスもあるそうです。ご興味ございましたら特別割引価格でご紹介いたします。


ちなみにお金や宝石の類は全く置いてないのですが、それ以上に大事なものがあります。

お客様からお預かりしている大切な資産(物件)の鍵やお客様の個人情報等大事なものがたくさんあります。


中にはSECOMシールが貼ってある方が金目の物が多くあると錯覚させ泥棒に入られやすいなんていう方もおりますが、何も対策をしないよりかは良いと思いました。


私がお客様の立場にたったとき、売却の依頼時に鍵を預けるときなど、同じサービス内容であれば防犯対策をしている会社とそうでない会社があったら間違いなく前者を選ぶと思ったのもきっかけです。




地域に必要とされる会社にするにはどうしたらよいか?


自分も楽しく仕事をするにはどんな環境がよいか?


どんな不動産会社だったらお願いしたいか?



を考えながら、これからも事務所づくりをしていきたいと思います。