熊本にも郊外に、たくさんのショッピングモールがあります。その多くは本震から4ヵ月経った今も、まだ全館平常どおり営業が出来ていないのが現状です。地震直後、ショッピングモール、大型電機店、大型家具店など(全部ではありませんが)ほぼ全館大きな被害を受けていました。


今回の地震は夜中の1時、店にはお客様従業員もいない時間帯でした。天井が落ちた所が多く、その上の配管や空調も損傷しています。もし、営業中であれば間違いなく多くの犠牲者が出たでしょう。営業がはじまっても、天井が抜け落ちたままというのは普通です。


とにかく地震で食料、食器、家具、衣類等全てが損害を受け買い直さなければならない状態です。必死に必要な物資を皆に届けようと最大限努力をします。天井が無くても、空調が壊れたままでも従業員は汗だくでも開店し私達に生活に必要な物を届けてくれました。


大型のこのようなモールは、まず1階部分で営業を始めます。まず商品として、在庫の中で被害を免れたものを並べて売ってくれます。家具店では、しばらくして平常に営業が出来る頃になると少しキズがある商品をアウトレットとして格安で販売してくれます。




我が家のように、まだ家の取壊しも順番待ちの被災者のほうが多い現状。これから2~3年は家具や電化製品を買い求める人が絶えないと思います。地震直後から、被災した中でも商品を提供していただいた従業員の方々に感謝申し上げます。私が地震後、最初に買ったのは居間に点けるLED照明器具でした。