思わぬ形で機種変更 | EXPRESS BLOG

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お久しぶりです。
「EXPRESS ZONE」のトップページの雑記にも書いてある通り、本日機種変更を行いました。
W53H(白)からW64S(黒)に変更しました。というのは、W53Hが1年半で5回故障して修理に出すくらいだったので、店の人と交渉した結果、2年縛りの違約金無料機種変更代金無料という話を出したので、機種変更をしました。ちなみに母が3月にW53TからW64Sに変更しているので、親子そろってW64Sということになっています。

で、W53Hの故障内容はというと・・・

・2008年3月 購入
初めてのWIN機種がこれ。以前にも書いたとおり、本当はW61SHにするはずだったが売り切れだった。
・2008年5月 カメラに不具合
撮影すると画像に謎の線が残り、ろくに撮影できなくなった。修理に出して完治。
・2008年11月 電波状態不安定
自宅になると急に電波状態が悪くなった。修理に出したが完全に治らず。
・2009年6月 電源落ち
Ezweb中に電源が突然切れた。再発が不安になったので修理。その際、ワンセグの感度が犠牲になった。
・2009年9月 画面が出ない
突然バーコードみたいな画面が出て動かなくなった。修理に出して完治。この時に特別機種変できないかと話したが、無理だった。
・2009年11月 ボタンが動かない
Ezweb中に操作を受け付けなくなった。修理に出して完治したが、特別機種変に応じるとのことなので、特別機種変を行うことにした。
・2009年11月 機種変更

というありさま。普通じゃ到底こんなことは起きません。しかし、故障時の修理から機種変更まで、一切代金を請求しなかったのは特筆するべきでしょう。こんなんでお金を払ってたら話にならないので。
ちなみに、W64Sは去年の秋冬モデルですが、まだ残っていたのはauの正規店で、トヨタのディーラー(一部)にある「PiPit」で交換してもらったため。auショップだとカタログ落ちした商品は取り扱いませんが、PiPitだと平気でカタログ落ちした商品の在庫が残っています。
今回交換してもらった店では、W61Sまで残っていました。去年の春モデルがまだ残っています。W62SH(2008夏モデル)も残っていたような・・・。

で、W53HとW64Sを比較します。
【画面】
・W53H→2.8インチ有機ELディスプレイ
・W64S→2.7インチTFT液晶
明らかにW64Sの方が劣っています。また、表示色数もW53Hが26万色であるのに対し、W64Sは6.5万色です。あんまり気になりませんが。
【サイズ】
高さ×幅×薄さ(単位:mm)
・W53H→107×51×14.2
・W64S→106×50×14.9
全般的にW64Sの方がわずかながらコンパクトです。薄さに関してはW53Hが勝っているように見えますが、分厚いところは18.8mmと結構分厚いので、容積はわずかながらW64Sの方が小さいです。
【質量】
(単位:g)
・W53H→131g
・W64S→120g
W64Sの圧勝。10g軽くなっただけで大分印象が違います。
【連続待受時間】
・W53H→360時間
・W64S→350時間
わずかな差。Webやメールを頻繁に行うなら大差ありません。
【電池パック容量】
・W53H→850mAh
・W64S→870mAh
電池パック容量ではW64Sの方が上。ちなみに、W53Hの電池パックはW61H・W62Hに流用可能だし、W64Sの電池パックはW32S以降、W54S・Xmini・Premier3・S002以外の全てのソニー機種に流用可能。
【データフォルダ】
・W53H→100MB
・W64S→70MB
減ってしまいました。microSDに適宜データを移さないと大変なことに・・・。
【文字入力システム】
・W53H→ATOK
・W64S→POBox+Wnn
ATOKは一太郎ユーザーならだれでも知ってる、ジャストシステムの文字入力システムです。一方、POBoxはソニーが開発した文字入力補助システムです。携帯電話の文字入力はこの2つに関してはなかなか使いやすいです。
【カメラ】
・W53H→197万画素(オートフォーカスなし)
・W64S→320万画素(オートフォーカス付き)
カメラはスペックアップしました。バーコードリーダーで接写モードにする必要もなくなりました。
【先代機種】
・W53H→事実上の先代機種はW52H。大容量バッテリーを搭載し、ヘビーユーザーでも電池を気にせず使用することができる。ほぼフルスペックで、地上デジタルラジオやFMも搭載されていた。これを大幅に薄型化し、機能を削減したのがW53Hだが、2008年にauで最も売れた機種になるとは日立も思ってはいなかっただろう。
・W64S→初のGSMローミング機のW62Sが先代機種となる。W64Sとの違いは、カメラが200万画素であること、ステレオスピーカー搭載、普通の折りたたみ式であること、サブディスプレイがあることくらい。まだ旧型OSをカシオが採用していたこともありあまり売れなかった。
【後継機種】
・W53H→Woooケータイ W63Hが正統後継機種。同じ回転2軸、カメラのスペックアップと海外対応、画面の大型化、なめらかワンセグ視聴を搭載したものの、新型OSを搭載し使い勝手が悪化。
それ以外なら、W62HやH001も後継機種ともいえないが、いずれもWオープンスタイルなので正統後継という感じではない。
・W64S→正統後継機種はまだないものの、ほぼ同様な機能を搭載した機種にS002がある。スペックアップはしていないが、サブディスプレイ代わりのイルミネーションに時間表示ができるようになった。回転2軸機構をやめ、一般的な折りたたみ式に変更し、軽量化・小型化したが、電池パックの容量も犠牲になっている。

【追加機能】
W64Sは電子辞書とPCドキュメントビューアーが使用可能です(W53Hにはありません)。PCドキュメントビューアーはWord・Excel・PowerPoint・PDF・HTMLに対応。
また、海外でもそのまま使えます。しかもauではまだ珍しいGSMローミング型です。


今回の機種は前の機種と違って、特化型ということはなく、まんべんなく最小限の機能が使用可能になっているという印象です。もう故障はこりごりです・・・