以前もやったような…このようなものは…。
こんばんは。アーバンです。とりあえず、三重県内を通る鉄道線の紹介をしましょう。
まずは、利用実績を無視してJRです。なお、優等列車等、全て三重県内に限ります。
・関西本線(名古屋~JR難波間)
主な車両:313系(ワンマン・ツーマン)・213系(ツーマンのみ)・キハ120系(閑散区間のみ)・キハ75系(快速「みえ」)・キハ85系(特急「南紀」)
複線区間:名古屋~河原田間の一部区間
優等列車:特急「(ワイドビュー)南紀」、快速「みえ」、快速、ホームライナー四日市
1時間辺りの本数:名古屋~四日市間のみ2本、四日市以西の県内の区間は1本
まずは昔は近鉄にコテンパンにされていた関西線から。JRがやる気があるのかないのか中途半端な路線です。
関西本線内は南紀・みえ・ホームライナーの停車駅はみえ52号を除いて全て停車駅が同じです。快速も亀山~名古屋間の運転ですが、停車駅が亀山~桑名間の各駅と弥富・蟹江と実質「区間快速」のような気もします。桑名~名古屋間の殺人的混雑は青春18きっぷでこの区間を利用した人にとっては記憶が鮮明でしょうね。
・紀勢本線(亀山~和歌山間)
主な車両:キハ40系・キハ85系・キハ75系
複線区間:県内はなし
優等列車:特急「(ワイドビュー)南紀」
1時間辺りの本数:亀山~多気間は1本、多気以南の県内の区間は1本以下
県内は国鉄がまともな投資をしなかったため、あまり設備がよくありません。未だに電化していませんし。特急がありますが、実は平日は4往復、休日でも最大6往復なので、当然「L特急」でもありません(三重県には一度もL特急が走ったことがありません)。最高速度120km/hのキハ85系を擁しても多気以南はものすごく遅くなります。和歌山方面へ行くと「きのくに線」という愛称もありますが、こっちは…。
・参宮線(多気~鳥羽間)
主な車両:紀勢本線に同じ
複線区間:なし
優等列車:快速「みえ」
1時間辺りの本数:1本
参宮線というお伊勢参りの路線と言いながら、設備が悪すぎます。かつては全線複線だったが、戦時に近鉄山田線と競合するとして単線化されたということもあり(なぜ近鉄[当時は参宮急行電鉄]ではなくこちらにしたのかは不明)、それ以来近鉄に客を奪われ続けて、一時期は優等列車が完全に消滅した事もあります。快速「みえ」が遅延しやすいのは、この路線が全線単線であるのも大きな理由です。
・名松線(松阪~伊勢奥津間)
主な車両:キハ11系・キハ40系・キハ48系
複線区間:なし
優等列車:なし
1時間辺りの本数:0.3本
県内屈指のローカル線。元々は名張までの予定が、先に近鉄に建設されてしまったため途中までとなってしまった不運な路線。場所柄大雨に弱く、大雨が降るとよく止まる路線でもある。一度土砂崩れがほぼ全線に渡って起こってしまって、危うく廃線になりかけたこともある。恐らく赤字路線と思われるが、JR東海が運営しているため、新幹線での収入で何とかなるのであろう。
次に、第三セクターです。該当するのは多くはありませんが。
・伊勢鉄道伊勢線
主な車両:イセⅢ型・キハ75系(JRから)・キハ85系(JRから)
複線区間:河原田~中瀬古間
優等列車:(全てJRからの直通)特急「(ワイドビュー)南紀」・快速「みえ」
1時間辺りの本数:1本
旧国鉄からの転換。三セクでは珍しく経営が安定している。というのも、JR東海から通行料を貰っているようである。車両は全て最新型になっており、一応はやる気を見せているようです。高規格路線であるために、なぜJRに引き継がなかったのかが最大の謎。青春18きっぷ愛好家の「敵」にもなってしまう。
・伊賀鉄道伊賀線
主な車両:860系(近鉄が保有)
複線区間:なし
優等列車:なし
1時間辺りの本数:上野市~伊賀上野が1本、それ以外が2本
2007年10月、近鉄から分離される形で伊賀鉄道として再出発。近鉄時代には行っていなかったサービスを行い、収入の確保を急ぐ。また、伊賀市も新造車を製作する予定であり、近代化がなされる模様。車両には「忍者電車」と呼ばれるラッピングを近鉄時代から行っている。また、キャラクター製作も行っている。ちなみに、860系は元奈良線。
・養老鉄道養老線
主な車両:600系(近鉄が保有)
複線区間:なし
優等列車:なし
1時間辺りの本数:桑名~美濃松山(か石津)間が2本、それ以外が1本
2007年10月、近鉄から分離される形で再出発。なぜか、近鉄の保有する「はかるくん」の走行時刻を公表しているなど、多少変わった運営をしている。伊賀鉄道とは対照的に消極的なダイヤ改正を行っており、ダイヤ改正の際の「英断」を求む。
そして、私鉄です。三重県内は2社あります。
<近畿日本鉄道>
・名古屋線
主な車両:21020系・21000系・5200系
複線区間:全線
優等列車:有料特急・料金不要急行・準急
1時間当たりの本数:3本
三重県から名古屋方面への大動脈。にしては幹線の割にはここ最近は不遇で、シリーズ21が未だに入ってこない唯一の幹線でもある。その代わり、オール転換クロスシートの5200系が大量投入されており、快速「みえ」に対抗している。しかし、運賃面では近鉄の急行が、スピード面でも近鉄特急のほうが上であるため、中途半端な存在の快速「みえ」の方が不利であるのが事実である。
・大阪線
主な車両:近鉄の車両が幅広く
複線区間:全線
優等列車:有料特急・料金不要快速急行・区間快速急行・急行・準急
1時間辺りの本数:伊勢中川~名張間が2本、名張~河内国分間が3本、河内国分~上本町間が5本
私鉄の全線複線路線としては日本最長。三重から大阪方面への大動脈でもある。実際、名張から大阪へ通勤する人も多かったりする。古い車両も多く残っており(平均車齢も30年近く)、これらの車両を一層出来るかは疑問である。一応、シリーズ21も3編成14両だけ投入されているが、待遇がいいとは言いがたい。
・山田線・鳥羽線・志摩線
主な車両:23000系
複線区間:志摩線の一部を除いてほぼ全線
優等列車:(全線共通)有料特急(山田線のみ)区間快速急行(山田線・鳥羽線)快速急行・急行
1時間辺りの本数:2本
これらの路線は設立の経緯上、路線名が分かれているので一括して説明します。お伊勢参り・伊勢志摩への観光を主として設立された。ちなみに、鳥羽線は伊勢神宮の近くまで駅を作ろうとしたが、神宮司庁に一蹴されたらしい。比較的後から開業した山田線・鳥羽線は線形が良いが、志摩線はかなり悪い。
・湯の山線
主な車両:2000系
複線区間:なし
優等列車:なし
1時間辺りの本数:3本
かつては観光路線として特急列車も走っていたが、現在は走っていない。現在は四日市の山沿いから名古屋方面への通勤・通学として利用されている。線形はほぼ同じ条件の鈴鹿線に比べると悪い。というのも、ここはかつて軽便鉄道だったため、軌間が狭かった路線をそのまま特急を走らせるため幹線と同じにしたためである。車両は幹線と同じなので、貸切列車も走行可能。
・鈴鹿線
主な車両:2000系
複線区間:なし
優等列車:料金不要急行
1時間辺りの本数:3本
湯の山線とは逆に、こちらは鈴鹿市内と各地への相互の通勤・通学路線として当初から設立されている。こちらが名古屋線と同じ軌間になったのは名古屋線と同時期で、伊勢湾台風で全線不通になった際に、名古屋線にあわせて復旧させた。四日市~平田町間の急行が存在するが、線内は各駅に停車する。駅舎は鈴鹿市の方が立派だが、利用客は平田町駅の方が多い。「鈴鹿市・平田町方面」とアナウンスされるのはそのため。
・内部・八王子線
主な車両:260系
複線区間:なし
優等列車:なし
1時間辺りの本数:四日市~日永間が4本、他2本
全国でも珍しい、ナローゲージの市内線。距離自体も短い。車両も一部がかなり古いものであり、近鉄現役最古の車両もここにある。立派な通勤・通学路線であるが、冷房が設置されていないので夏は暑い…。ちなみに、撮影するなら日永駅がおすすめです。
<三岐鉄道>
・三岐線
主な車両:101系・801系(西武鉄道の中古車)
複線区間:なし
優等列車:なし
1時間辺りの本数:2本
三岐鉄道が当初より保有していた路線。元々は関ヶ原まで結ぶ計画もあったが、結局西藤原までしか開通しなかった。筆頭株主が太平洋セメントであることから、貨物輸送目的の鉄道でもあったことが伺える。現在は沿線に学校もそれなりにあるため、時間帯によっては学生客だらけのときもある。
・北勢線
主な車両:270系・200系
複線区間:なし
優等列車:なし
1時間辺りの本数:西桑名~楚原間が2本、それ以外が1本
2003年4月1日に近鉄から引継ぎ。北勢線は地元自治体の協力も得て、スピードアップや施設改修を行っており、三重県内の路線ではバリアフリー対応率が比較的高い。ここもナローゲージ線で、桑名市では762mm・1067mm・1435mmの3つのゲージが並ぶ日本でも唯一の踏切が存在している。
ふう…結構書き上げるのに、時間が掛かってしまった…。
以上、アーバンでした。