国公立大学が第一志望の方の中には、前期で受験を終了するか、後期も出願するか迷っている方もいらっしゃると思います。
我が家も迷いました。
ご訪問ありがとうございます。
2022年に旧帝大文系学部に合格した子どもの受験を振り返っています。
高校受験では第一志望校に不合格。中堅私立高校に入学しました。
合格大学は旧帝大のほか
早稲田大学 東京理科大学 同志社大学など。
どなたかのご参考になれば嬉しいです。
国公立後期は選択肢が少なく、全体的に偏差値も高くなるため判断がとても難しいです。
我が家も「ここの大学・学部は魅力的だな」と思うと第一志望の旧帝大・文系学部よりもかなり偏差値が高くなってしまい「前期不合格なら、後期はもっと無理でしょ~」と一度は後期出願をしないことに決めました。
しかし結局は考え方を変えました。
ぷーさんは浪人をしないことに決めていました。
年内に公募で一つ合格を得ていましたが、幸いその大学についてぷーさんも私もネガティブな感情は全くなく、偏差値は物足りなくても、実際に進学したらよい大学生活が送れるだろうと思っていました。
この後の入試が全敗だったとしても、大学生になれる。
そう考えると、一度しかないチャレンジの機会を手放しては勿体ないのではないか?という気持ちになってきました。
また、「どうしても国公立に合格したい」という拘りがあるわけではないので、
それならばシンプルに「もしも合格できたらすごく嬉しいかも」と思える大学に挑戦すればいいのでは?と考えるようになりました。
最終的には共通テストリサーチを見て判断することになりますので、年内に準備したことは
・候補のリストアップ。
・それぞれの大学・学部について、共通テストの配点とボーダー得点率、二次試験の内容、出願方法を確認。
・二次試験の対策をどのようにするか考える。
※例えば、学校や塾で過去問や小論文の指導をお願いできないか、など。
・県外の場合はアクセスを確認して、宿泊先のあたりをつける。
こんな感じだったと思います。
候補としてリストアップしていたのは
・東京外国語大学 国際社会学部
・神戸大学 国際人間科学部・グローバル文化学科
・神戸大学 国際人間科学部・環境共生学科
以上の3学です。
合格できる気がしない豪華すぎるラインナップでしたが(笑)
ぷーさんと「最初で最後の大学受験だからとにかくできることを全部やって締めくくろう。」と話しました。
何れも第一志望の前期旧帝大文系学部よりも難関です。
二次試験の内容は
・東京外国語大学 → 英文で出題される小論文
・神戸大学 → グローバル文化は英語と小論文、環境共生は小論文のみ。
そして、2022年1月末。
共通テストリサーチが返却されました。リサーチで登録していた東京外国語大学・国際社会学部はD判定。
その他の候補についてはバンザイシステムや選太君で判定を出しました。
そして、最終的には
二次試験は小論文のみよりも英語があったほうが有利と考え、まず神戸大・環境共生学科を外し
バンザイシステムでは東京外語大、神戸大・グローバル文化学科共にDでしたが、選太君でC判定が出ていた
神戸大学 国際人間科学部・グローバル文化学科への出願を決めました。
最後に、国公立後期は出願状況の段階では倍率が非常に高くなります。しかし欠席者も多いです。
ぷーさんが出願した神戸大学国際人間科学部・グローバル文化学科(2021年後期入試)を例にとりますと
募集人員35名 に対して 志願者数342名 ですが実質は
合格者数38名 に対して 受験者126名 となっていました。
出願の段階では約9.77倍
実質の倍率は約3.3倍
となるため、国公立前期平均2.9倍よりは高い倍率ですが、
全く可能性を感じないほどの倍率ではないな、と思われた方も多いのではないでしょうか?
後期出願を検討している大学・学部について、2022年入試での出願状況と実質の倍率を確認しておくことをおすすめします。
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