ぷーさんは一人っ子ですので、平常時も受験期もほかのきょうだいのサポートとの両立で悩むことはありませんでした。きょうだいがいて、特にW受験をサポートするのは本当に大変だと思います。
ご訪問ありがとうございます。
2022年に旧帝大文系学部に合格した子どもの受験を振り返っています。
高校受験では第一志望校に不合格。中堅私立高校に入学しました。
合格大学は旧帝大のほか
早稲田大学 東京理科大学 同志社大学など。
どなたかのご参考になれば嬉しいです。
お子さまが一人っ子でW受験などの心配はなくても、私のように出産が遅かった場合、お子さまの受験と親御さんの介護が重なる可能性はあると思います。
我が家の場合、ぷーさんが中学3年生のときに義父、高校1年生のときに実母が続けて亡くなりました。
本当に大変だった期間は僅か2年間ほどですが、私も家族の介護を経験しました。
義父のときは、親族で連絡を取り合いながら役割分担しましたので、今思えば重い負担ではありませんでしたが、実母は私しか肉親がいない状態でした。
特に母が入院してから亡くなるまでは、気の抜けない日々でした。
朝ぷーさんを送り出して家事を済ませたあと、病院へ行きリハビリに付き添い、昼食と洗面の介助をしました。体調が良ければシャンプーや体拭きをしてから一旦帰宅。
買い物や夕食の準備をして17時半ごろに再び病院へ行き、夕食と洗面、トイレの介助をして、母が横になって落ち着いたころに病院を出ます。
だいたい夜20時半ごろだったでしょうか。そのあと塾へぷーさんを迎えに行って一緒に帰宅する日もありました。
ぷーさんは、夕方学校から帰宅して一人で夕食を済ませることが多かったのですが、遅くなってもいい日は21時頃私と一緒に夕食をとることもありました。
母は回復することは難しいことがわかっていました。
何とか連れて帰りたかったのですが、主治医や看護師長から「自宅で看るのは相当に難しい」と言われていました。
点滴等の医療処置があるため訪問看護が必須です。
「自宅介護、毎日訪問看護あり」となるとどうしても家族に負担がかかりますし、特にぷーさんが受験生になったときが心配でした。
入院中、担当看護師から夜中のナースコールが頻回だと聞いていたので、一緒に生活したら神経質なぷーさんは眠れなくなってしまうことが予想できました。
悩んだ末、すぐに自宅介護へ切り替えるのは断念し、もっと母が快適に過ごせる施設を探しました。幸い大変よいところが見つかり仮契約をして転院目前になったところで、母は亡くなりました。
ちょうどコロナが猛威を振るい始め、院内に入るときに検温が義務付けられた頃です。
もう少し頑張ってほしかった、大学生になったぷーさんを見てほしかったと思うことはしょっちゅうですが、コロナ禍で家族が傍にいられない状況が続いたことを考えると、あれ以上心細い思いをさせるのも辛いしもう仕方がなかったのだという気持ちもあります。
現実に、今お子さんの受験と介護が重なっている方はきっといらっしゃるはずで、本当に、何とかご自身の体調とメンタルを壊すことなく乗り切っていただきたいと祈っております。
また、この先受験予定のお子さまと高齢の親御さまがいらっしゃる方は、大学受験期に急にお体のご状態が悪くなった場合、今の体制で乗り切れるかぜひシミュレーションしてみてください。
特に、一人で介護をする必要がある方は、安心できる施設でお世話になることも検討してみてください。
例えば高校3年の1年間だけ、とか高3の夏休みから受験終了まで、など期間限定であれば高額な施設であっても費用を工面できるかもしれません。
我が家も仮契約した施設は高額でずっとお世話になることは無理でした。受験が終了したら私が母の家に移り住んで自宅介護に切り替える計画でしたので、それなら何とか破綻しないだろうと考えました。
かなりご高齢でも介護申請をしていない方も意外に多く、今は何とか自立して生活されているとしても、まずは介護申請をするところから始められることをおすすめします。
これも大事な受験準備のひとつだと思います。
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