※就活事情を熟知されているMe-Naさんがコメントをお寄せくださいました。ぜひ併せてご覧ください!
ぷーさんは現在大学1年生。後期に入りましたがまだ大学の授業に慣れた、とも、より深く複雑になった学びに対応できている、とも言えない状態です。
ご訪問ありがとうございます。
2022年に旧帝大文系学部に合格した子どもの受験を振り返っています。
高校受験では第一志望校に不合格。中堅私立高校に入学しました。
合格大学は旧帝大のほか
早稲田大学 東京理科大学 同志社大学など。
どなたかのご参考になれば嬉しいです。
そんなわけで大学生の「初心者マーク」がまだ外せそうにないぷーさんですが、新聞や情報誌で「就活」という二文字を見つけると大いに気になるようです。(母も)
先日ぷーさんから「ガクチカって知ってる?」と訊かれました。
何だろう。学問の力?学ぶ力?それならガクリョクでいいよね。
就活の面接で定番の質問である
「学生生活で力を入れたことは?」
を縮めて「ガクチカ」と呼ばれているそうです。またしても知識のなさが露呈した母、初めて聞きました。
でもこれ、まるっと2年以上コロナ禍で行動制限されていた今の4年生は困っただろうし、気の毒じゃない?と返したら
「だから、ガクチカ質問は適切じゃないって書かれてた。」
少し前の新聞記事でしたので、探して読んでみました。
ある就職支援会社の調査によると
①(企業の採用担当者へ)
面接時にガクチカ質問をしたか?
YES 65.2%
②(2023年春卒の学生へ)
(悪い方向に)コロナ禍がガクチカに影響したか?
YES 44.6%
③ (2023年春卒の学生へ)
ガクチカ質問の回答を「盛った」?
YES 25.6%
やはり、就活でアピールするエピソードが不足して、「盛って」話した人もいるようですね。わかります。
「ガクチカ」の定番と思われるのは、サークル、アルバイト、ボランティア、留学。行動制限されていたわけですから全て困難でした。本当に気の毒だと思います。
そしてこうも思いました。
「ガクチカ」の質問ってどんな意味があるのだろう?
サークルで仲間と協力しながら成果を上げた話。
留学先での学びとスキルアップや苦労話。
限られた時間の面接ではみんな似たような内容になってしまいそうです。
結局、就活は企業と学生との相性を確かめるお見合いのようなものなので、「ガクチカ」のために逆算して「サークル、アルバイト、ボランティア、留学」の4点セットを詰め込めばOK、というものでもなさそう。
アグレッシブな人はそのままの持ち味でアピールすればいいですが、万能型でもないのに背伸びをして「盛る」と、なんとなく違和感だけが伝わって上手くいかないような気がします。
就職活動、大学等の推薦入試、小学校受験、婚活。
この4つの難しいところは不採用、不合格、お断りだったとき
「理由がよくわからない」ことです。
理不尽ですが「相手に合わせようとするほど」かえって上手くいかない場合もあると思います。
「自立した大人」を目指すことは大事だと思っていますが、素敵な企業に「選ばれる自分」を意識しすぎると特にぷーさんの場合はしんどいことになりそうです。
「とりあえずガクチカの定番だからやらなくては」というより、数は少なくても自分が頑張りたいと思えることに誠実に取り組んだほうが後悔がないでしょうし
就活では、企業研究が必要なのはもちろんですが「自分をよく知って、正しく伝える工夫をする」しかない。
きれいごとかもしれませんが、「そんなあなたがいい」と採用されることが一番理想的ですね。難しいでしょうが…。
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