結婚式場 K苑 【2階編】
※この記事は結婚式場 K苑 【1階編】
の続きです。まだ未読の方は結婚式場 K苑 【1階編】
からお読みください。
豪華というよりは、どっちかと言うとバブリーです。
2階です。
2階には、「孔雀」という名前の付いた巨大な広間があります。ここで宴会などが行われたのでしょう。
和室なのにミラーボールが付いているというふざけた部屋です。
畳の上には椅子が転がります。廃業した後に倉庫かどこかから持ち込まれたに違いありません。
巨大な施設であればあるほど、廃墟化した時に一層哀愁が漂っているような気がします。
ステージ。
ステージの上には紙ふぶきの紙が散らばっていました。
ちなみに、これは別の日に夜に潜入したときの写真ですが、ステージ上の紙ふぶきの仕掛けはこんな感じでした。
チープというか何と言うか・・・
そそそろこの広間を出ます。
山に囲まれているせいか、あまり廊下は明るくありません。微妙に暗いんです。
旅館のような廊下を進みます。
鳳凰という名の部屋があります。
大層なドアを開けてみると・・・・
おお、これは素晴らしい。
いかにも結婚式場という感じの部屋です。
シャンデリア。
ここで挙式が行われているのかと思っていましたが、建物の部屋の避難経路図を見るとこの部屋は「大宴会場」となっています。
先ほどの「孔雀」の方がよほど大宴会場らしい部屋です。
豪華な鳳凰の横は写真室となっていました。
内部。
この部屋は何でしょうか。
待合室?
いいえ、ここが式場です。「吉祥殿」という名前の部屋です。
内部は暗く、赤絨毯の上には誇りが沢山積もっているので撮影すると誇りが大量に写りこみ撮影に苦労しました。
天井にはカメラ。巨大なカメラです。
何だか、映画の盗撮防止の某カメラ型キャラクターのような形状をしています。ネタが分かる方は少ないでしょうけど・・・
「企画室」という名前のこの部屋。名前からして既に面白そうな部屋です。
内部には、沢山の資料や本、機材が並んでいます。
専門的な機材が並びます。
ビデオ編集の時に使う機材でしょう。沢山のモニタが並んでいます。
小さなローカル局の放送室のような感じです。
中の資料の写真にこんな写真がありました。
この結婚式場の企画スタッフの姿と車が写っています。車はライトエースでしょうか。営業当時の貴重な様子を窺うことが出来ました。
次から紹介するのは宿泊施設部分です。すべて和室の部屋なのですが、この部屋を見てこの物件が「旅館かホテルの廃墟」と勘違いしてしまった人も少なくはないようです。
まずは「高砂」という名前の部屋から探索します。
定員11名の広い部屋です。
強化ガラスも派手に割られています。
破片がとても巨大過ぎるような・・・
布団が敷いてあり、誰かが寝ていた様な形跡がありました。
ホームレスか何かが一時的に寝床にしていたようです。
雅と言う名の部屋です。
照明です。
天井裏にはタライが。何て古典的なトラップなんだ・・・
次は錦という名前の部屋です。
この部屋は唯一放火されて燃えた跡のある部屋です。平安閣のように全焼しないでボヤ程度で済んでいるのが幸いです。
元禄。
テレビまで付いています。
金庫には手書きのチャンネル表が貼られていました。
廊下の照明類。
どんどん進んでいきます。
桃山。
室内には椅子が鎮座していました。
万葉。
内部はどの部屋も似たような感じです。
新館のほうへ行ってみます。
あったのは「吉野」という部屋と「飛鳥」という部屋。1つの部屋が敷居で2つの部屋にもなる仕組みの部屋です。
恐らく、この新館の宿泊施設部分は後に増築された際に作られた部屋だと考えられます。
わざわざ増築して新たに宿泊施設を設けるくらい宿泊する客が多かったのでしょうか。
安土。
部屋内部。
平安。ここで最後の部屋です。
やはり、内装はほとんど同じでした。
一階へ戻ります。
エレベーターがありました。開いていますが、もちろんこれに乗って地下へは行けないわけで・・・・
乗り込んでみました。
夏季にはビアガーデンもやっていたのですね。本当に何でもやっていたのですねえ・・・・
ロビーの床に見積書が落ちていました。
リニューアル工事の際の増築工事の見積もり書です。恐らく、工事後にこの7000万円が払えないで経営破綻したのではないでしょうか。
一旦、外へ出てきました。
正面玄関付近には小さなお地蔵さんが沢山並んでいます。
正面玄関。
このドアから地下へ行きます。地下の施設などは次の記事にて紹介したいと思います。
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