象の像のある神社
情報提供:おきゃっぱさん
場所を見つけるのに大変苦労しました。大阪府の廃神社です。2003年より使われていないようです。
有名な象の像です。鼻は先が折れています。
象の上には鳥がいます。
岩瀧大・・・?
何か下にも文字が書いてありそうですね。
岩瀧大美神と書かれていました。下の方は文字が薄くなってしまっていますが、何とか「神」の文字が確認できました。
神社の敷地内より撮影。来たのが夏であったので木々の葉が大変美しいです。
蝉の声、川のせせらぎ、木々の葉の揺れる音しかしません。このような静かな所というのも最近は少なくなってきたなあと思います。
社屋の入口です。鍵はこのドアしか開いていませんでした。
靴箱がありました。靴などはそのまま残されていました。
参拝者心得です。
一、参拝者以外の出入りを禁ず。
二、境内において一切の焚火を禁ず。
三、古いお社並びにお札等一切を持ち込まぬよう。
四、酒は飲んでも酒に依るみだらな振まいを禁ず。
五、いかなる事にいかなる状態でおっても、一切の争いを禁ず。
以上
障子の破れ具合がいい感じです。
神主が生活していた部屋でしょうか。
時計です。流石に止まっていました。
押入れの中です。
タンスです。
食器などもそのままでした。沢山の人が泊まることもあったようで、沢山の食器がありました。
照明器具です。
次は台所にお邪魔します。
手前にはストーブがありました。上にやかんを乗せてお湯を沸かせるタイプのものです。
全てのものがそのまま残っていました。
やかんなどもそのままです。
冷蔵庫の中もそのまま、食器棚の食器類もそのままでした。
入口へ戻り、左側にあった祭壇を撮影します。
奥にも行きたかったのですが、「近づくな」という物凄いオーラ、そしてラップ音がしてさらに突然の頭痛に襲われた為断念。なのでズームで撮影しました。上の提燈には「七面大明神」と書かれています。
数枚シャッターを切りましたがどの写真にも1つ白いオーブが写っていた為、仕方なしですがそのまま載せておきます。
祭壇のある部屋の照明器具です。
本なども残っていました。
入り口付近にはカレンダーもありました。2003年9月・10月のページで止まっていました。
点検
最後に「ご面倒でも
これだけは厳守してください」と書いてありました。
年中行事の紙も貼ってありました。
外に出ます。
社屋の裏側に鳥居がありました。
さらに進むとお稲荷さんがあります。
最上位 稲荷大明神 の文字が確認できました。
もちろん、左右にお稲荷様がおられました。
中にはご神体も入っていました。
それに定期的にきちんとお供え物を替えに来ている人もいるようです。
何だか先に上る道があります。この山の頂上に本物の社があるらしいんですが・・・・・
途中で道が無くなってしまったのと、体力的な問題で断念。
てなわけで下に分岐点があったので、そこに戻って別の道を進んでみます。
その先に倉庫のようなものがありました。
内部にはこのような木札がありました。
「天地と共に栄えん岩瀧の水はつきせし千代も八千代も」
斜面に石碑が沢山ありました。上に見えるガードレールは先ほど登った山の頂上に続いていると思われる階段です。
撮影していたら家族連れが来ました。
自然が綺麗なので遊びに来る人も沢山いるようです。
ふと川の岩を見ていると何かがあります。石像でしょうか?
神社の横の看板に説明文があります。
「 山は神さまの生命
この山は恐しい神さまの山です。
その神さまは七面大明神と申します。
七面大明神はこの山の頂上にお祀りしてあります。
いままでこの神さまの怒りにふれた何人もの生命をとられています。
神さまに障るようなことをすると不幸になったり恐しいことが起こります。
しかしこの神さまにきれいな素直な心で手を合わせれば、どんな願いも叶えてもらえます。
不浄なもの、きたない心、また騒がしい事をきらわれます。
みなさまも素直な心で七面大明神に手を合わせましょう。
合掌」
このような文章が書かれている神社と言うのは少ないのではないでしょうか?
恐怖心を抱かせるような内容です。
また、社屋内の七面大明神を祀ってある祭壇付近のただならぬ雰囲気はまさにこの文章の神の怒りに値するような物でした。
心霊スポットとしても有名であるこの物件、大人数の人がふざけ半分で訪れた暁にはこの七面大明神の逆鱗に触れる事間違いないかと思います。
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