実業(real business)と虚業(phantom business)

 

  私が20代の中頃ことだったと思いますが、映画俳優の40歳前の石原裕次郎が自分の所属する映画業界に対し、自嘲気味に

  映画は〝虚業〟だ。

と言い放ったことがありました。すでに英語の教師として高校生を教えていた当時の私は、

  「自分の所属する教育界も〝虚業〟だろうか、それとも〝実業〟なのか? それとも…?」

と考え込んでしまいました。

  常識的に考えれば人間が生活をしていく中で、必要とされる衣食住に関係する仕事、生産活動はまぎれもない〝実業〟に入るでしょう。

 いちおう、(私が常識と見なす)常識に従って分類すると(大雑把な分類です)

実業:

  *食…農業(米、小麦、野菜作りなど)

     漁業

     その他(酪農、食肉、鶏卵など)

  *住…ビル建設、家づくり、土木(インフラ整備、防災工事など)

  *衣…基本的な衣類 ※ファッション性のある衣服などは何%かの虚業の部分が含まれているでしょう。

  *関連機器製造業…衣食住に関連して輸送に必要な自動車、船舶、鉄道車両やそれに付属する工業製品などを生産する産業

 

 中業:「実業」と「虚業」の中間的な業…どちらかと言うと“実業”に傾いているものとどちらかと言うと”虚業“に傾いているもがあります。「中業」というのは私(永井)の造語です。現代物理学では、すべての物質は“粒子”の性質と“波動”の性質を合わせ持っているとされています。全ての業を「実業」と「虚業」とに完全に二分することはできないと考えるべきです。実業に強く片寄っているもの、虚業に大きく片寄っているもの、どちらかに入れるのが難しい中間的なものが存在します。しかも、この実業、中業、虚業の三者は連続していると考えられます。整然と二分類、三分類できないと私は見ています。

  

虚業:

  *娯楽産業…映画関係、音楽・美術などの芸能関係、小説や雑誌などの出版関係、スポーツ関連業

  *歓楽産業…バー、キャバレー、キャバクラ等の接客業

  *賭博関連業

  *金融関連業

  *宗教 (宗教を“業=産業”の中に入れてよいものかどうかは大きな問題ですが、一応ここに置いておきます)

   

 さて、私が最初に問題にした「教育」は虚業と実業のどちらに入るのか、ということを検討してみます。物事を二分すると、どうしてもどちらにも分類できない、またはどちらの性質ももっている場合が出てきます。人を悪人と善人に二分すると、片寄りのある場合が多いのですが善悪どちらの性質も持っている人が出てきます。人を生物学的に男と女に二分類するとき、どちらの性質(機能)を持つ人も出て来ます。

 前に述べたように物質は“波動”“粒子”の両方の性質を持つとされます。つまり、この世の「森羅万象」は二元論的に二分類すると、どうしてもどちらにも属さない(どちらの性質を持つ)ものが出て来ます。

 というより、「森羅万象」を二元論的に二分類するとき、その個々の“森羅万象(=物事情ものごと)”は多い少ないは有れ、どちらの性質も持っている場合が通常であると私は考えています。物事情はきれいに二分類できるようにはつくられていないことも多いのです(※二分類は人間がわの都合です)。まったくの悪人と見られる人にも少しは“善人”の性質があるのが通常でしょう。(※「物事情ものごと」は私の造語で、「森羅万象」と同意です。「物事ものごと」では“精神的(心的)”な要素が欠けるうらみがあるので、物事に“情”を付加しました。)

 「教育」は、表面的には私たちの衣食住に直結するもの(例えば、食の米など)を生みだしませんが、米作りに関する“新知識”を生みだす人を作り出す可能性を秘めている点で「実業の食」と無関係ではありませんし、実用レベルで人工光合成によって食料を生み出す新知識を有する人を育てる可能性があります。こうなれば世界の食糧問題は解決します。

 

 したがって、虚業と実業に物事情ものごとを二分類するとき、教育は“虚業”に属していると見なせるのですが、大きな“実業”を生み出す可能性を持つ虚業です。物事情ものごとを二分類はすることは理解を深める点において有効な手段と言えますが、常に、物事情が持つ二面性を押さえておくことが肝要です。というより、物事情は三次元的に(立体的に)どの座標に位置するのかと考える方がより正しいのかも知れません。

  娯楽産業も、虚業であり、その虚業の割合(虚業率)も高いと考えられるものですが、人々に娯楽(楽しみ)を与え、明日への活力を生み出す面を考えると、一方的に虚業であると指弾することはできません。

  宗教も虚業と言えますが、人々に精神的な安心を与え明日への活力を意味出す点や、神社や仏閣を中心に広がる地域、「宗教城下町」というべき地域があり、土産物業や飲食業が栄えており、宗教が実業の割合の高い仕事を人々に提供していることはいくらでもあると言えます。

  金融業も直接的に衣食住を生み出すわけではないので、”虚業“です。衣食住に関係する企業に金を回し、衣食住を充実させることに貢献すれば、その分、“実業率”は増すでしょう。しかし、金が金を生むような投機的活動を仕事の中心にすれば、“虚業率”は高まり、国民大衆の利益に貢献しない存在となり、場合によっては国(外国、または自国)の経済を破壊する存在になる可能性が強まります。

 2017年に米国にトランプ大統領が誕生し、彼は“製造業”を米国に回帰させ、米国人の雇用を拡大し、米国の経済的没落を阻止することを強調し、奮闘しました。20251月に第二次トランプ政権を誕生させると、トランプ大統領は“関税爆弾”を使って米国内に自動車などの生産工場を作る政策を強くおし進めています。国内的には、製造業を米国内に呼び戻し、衰えた製造業を蘇らせ、米国人を雇い、働く人々を応援することが彼の政治活動の重要な部分を占めています。

 私はトランプ大統領の製造業を米国内に確保し、米国人の雇用を守る政策を注視してきました。米国は「世界の食糧庫」と呼ばれ、農業()は小麦や米を外国に輸出できる生産力があると言うことができ(食料自給率は百パーセントを大きく越えています)、衣食住の“食”については問題ないと考えています。“住”に関しては、通常の住宅の建設では米国の大手企業が中心に活動しており、問題はありません。最近では日本の積水ハウスや住友林業や大和ハウスなどが米国での活動を強化しています。この小さな“住”に関しては問題ないようです。大きなインフラ建設に関しても米国企業はまだ健在なようですが、今ここでしっかりした対応をしておかないとUSスチールのような状況が生じてくるかもしれません。

  “衣”については、一般家庭用の基本的衣料は95%が外国からの製品だとされています。これは米国の政権も少し考える必要があるでしょう。“衣食住”の中で「食」が最重要でこの割合が高いことが不可欠ですが(日本は食料自給率が40%以下とされ、国家の安全にとって非常に危険な状態です)、米国は食に関しては心配ありません。「衣」は衣食住の中ではある程度自国の製造割合が低くてもよいものだと思いますが、95%も外国に依存しているのは異常だと思われます。自国に生産を取り戻すことにこだわるトランプ大統領が大統領の選挙運動集会で使っていた“赤い帽子(MAGA CAP)”も米国製ではなく中国製だと話題になったことがありました(今は米国製になっているようです)

  いずれにしても自国で製造することを重視するトランプ大統領は、“”製造業“”を行なう企業を米国に取り戻し(この企業は米企業であるか外国籍企業であるかは問わない)、外国に製造業を持って行かない(=外国に製造業を奪われない)ことを最重視しています。この政策は全体として米国内の“実業”の割合を高めることになります。

  さて、トランプ大統領は自国内に“実業”が高い割合で存在することが大切である、それが“Make America Great Again”につながるのだ、と見ているのでしょう。彼が今回持ち出した〝高関税政策〟もこのために行なっているのだと思われます。

 ※米農業の生み出す“食”、つまり、食料自給率100%超と、他の産業の実業率が高まれば米国の国力は非常に高まり、世界最強とされる軍事力と合わせて“Make America Great Again”を実現することが可能となるでしょう。

 ※“軍事産業”は「軍事力」を生みだす源泉となる武器等を生産します。軍事産業は衣食住に直接的には関係しない産業ですが、現在の世界情勢を見るかぎり、国の安全は軍事力によって守られています。世界の国々は神仏のような道徳心・倫理観を持つ政治家、政権によって運営されているわけではなく、いつ力で他国を侵略しようとする国が攻撃をしかけてくるか分かりません。戦前、日本の世界的な台頭を恐れて何とか日本を封じ込めようとしていた米国(ルーズベルト大統領の民主党政権)は、太平洋戦争末期、日本の東京・大阪を含む日本の主要都市を爆弾と焼夷弾で焼け野原にし、広島と長崎に原爆を投下し非戦闘員の一般市民(女性子供老人)が大多数の日本人を虐殺するという非人道的行為(戦争犯罪)を行ない、日本を敗戦に追い込むことに成功しました。太平洋戦争後、非常に“強い”日本の復活と報復を恐れた米GHQは占領中にWGIP(戦犯意識埋込計略)によって日本のマスコミや政界、教育界、経済界等をコントロール(支配)し、現在の“反民的”マスコミ、全てではないが、反民的政治家、経済人、教育人を生み出して今日の日本があります。

 無法非道不法の日本周辺国(中韓北露米)の反日政権をいかに“制御(=滅ぼ)し”、“親日政権”を作り出すかが現在の日本にとって最重要な課題です。“米”とはトランプ政権を指しているのではなく、日本に原爆を投下し戦後も日本の復活と報復を恐れ、日本を封じ込めることに腐心してきた米民主党政権(+DS)です。この「民主党政権+DS」は現在のトランプ政権とその後継者の政権が継続すれば破壊してくれるでしょう。ただ、トランプ政権とその後継者の政権が永遠に続くとは限らないので、日本周辺の無法非道不法の政権に対して、適切に対応できる“軍事力”を確保することは今の日本にとってきわめて重要です。

  MMT理論(Modern Monetary Theory)というものがあります。簡単に言えば、通貨発行権を持つ国家は債務返済に充てる貨幣を自在に創出できることから、「財源確保のための徴税は必要ない」、「財政赤字で国は破綻することはない」、「インフレにならない限り国債はいくら発行しても問題はない」とするものです。もちろん、この国債に関しては自国通貨建で発行している国に限ります。韓国や中国のようにドル建てで国や企業が国債や社債を発行している場合はMMT理論は働きません。

  いくら国債を発行しても財政は破綻しないというのは言い過ぎであり、国家が国内にどれくらいの“実業”を抱えているか、この”実業率“が高く、国民が求める物の生産力を数倍に拡大する余裕がないと、大きなインフレを引き起こし、経済が破綻する可能性が出て来ます。MMT理論をある程度有効に働かせるためには、実業が高い割合で存在することが不可欠だと私は考えています。

  トランプ大統領がえらい(立派である)と私が思う点は、製造業を米国に取り戻し、米国人の雇用を拡大するのと同時に、その生産力を回復させようとしていることです。彼はMMT理論に精通しているのかどうか私には分かりませんが、自国内の実業率を高め、基軸通貨であるドルの優位性を最大限に活かす政策をとろうとしているように私には見えます。“”トランプ革命“”がこのまま継続すれば米国はここ230年は国家分裂の危機に見舞われることなく経過すると思います。私は2024年11月の大統領選でトランプ大統領が敗北し、米民主党政権が継続すれば2031(=辛亥年)までには左右(の政治思想を持つ地域)に分裂すると見ていました。が、第二次トランプ政権の誕生はこの米国分裂の危機を回避させたと思います。

  米国が政治的かつ経済的に安定し、日本も政治的経済的に安定すれば、無法非道不法の中国共産党の支配する中国を“消滅させる”ことができます。私は三つのブログ『中国はいつ国家崩壊するか』『中国共産党政権の崩壊 2』『中国の国家崩壊 3』を書き、“中国共産党政権は2031年の辛亥年までに崩壊する。その数年前、2026年ころから大きく崩壊し、最終的には共産党政権が消滅し、中国は領域的に3分裂、5分裂する。不法占領地域のチベットなども分裂の数に加えると7分裂くらいする可能性がある”とツイッターなどで述べてきました。何分裂するのかは正確には言えませんが、共産党政権が消滅するのは必然のように思います。

  日本も実業の根幹である“食”の自給率を高め、国家の基本を取り戻す必要があります。移民労働によらず、日本人が農業で余裕のある生計を立てていくことができる政府の施策、支援が必要でしょう。日本の経営者、経済人も“金儲け”だけを考えるのではなく、日本国民の利益(安全・名誉・幸福・平和)を常に念頭に置いて経済活動をすべきです。利益を出す(金儲け)のは企業活動の根幹ですが、常に日本国民の利益に沿ったものであるかどうかを考える必要があります。その哲学を持つ経済人(経営者)はほとんどいません。

  日本国民の利益に反するような政治家やマスコミや企業は排除消滅の方向に向かうでしょう。

(2026年211日記)

  ※実業と虚業の割合ですが、この関係は+と−、陰と陽のようなもので、物質を構成する原子が+の電荷を持つ陽子と−の電荷を持つ電子で構成されている(+も−も持たない中性子、中間子も存在する)ように、私たちの住むこの世界も実業と虚業が適度のバランスを保っていることが必要だと私は考えています。ただ、一方が強くなりすぎると問題です。虚業に属する(と私が見る)宗教が強くなり、一つの国に生産活動をせず、瞑想と托鉢の生活を送る僧侶ばかりになると、その国は立ち行かなくなるでしょう。

  逆に、正当な宗教活動を弾圧し、文学・芸術活動を排除し、小説家や詩人のいない国には新しいエネルギーを生み出し国家・国民を豊かにする活動は生まれないと思います。“”詩人“”のいない国にはノーベル賞を取るような科学者も生まれないでしょう※※。 虚業と実業は(その中間の存在も含めて)適度なバランスを保っていることが肝要です。(2026年2月21日追記)

 

  ※※(一時期)文科省が大学の文学部を軽視し、実用に直結する工学系や理学系の学部を重視し、予算配分や補助金を近視眼的独善で配分する姿勢に私は異を唱えました。2017年に書いたブログ『英語教育は破綻するか』「英語教育の問題」の中で次のように述べています。

  日本は、戦後、多数のノーベル賞受賞者を出してきた。彼らは日本語も書け、英語も読め、英語を書くことも(書くことは手助けがあったかもしれない)できたはずである。『英語教育大論争』(1975年 文芸春秋刊)で国会議員も務めたことのある平泉渉氏と論争を展開した、英語の読み、書き、話しの達人である渡部昇一氏は、「英文法をしっかりと身につけ、英文を正確に読みこなす訓練をくりかえしたことで自分の知力も高まった。英文法を使って英文と格闘することが知力を磨く」という趣旨のことを述べられている。日本人のノーベル賞受賞者も日本語で自分の専攻の学問、物理や化学や医学を勉強し、英語とも格闘して、ノーベル賞を受賞したのである。母国語で教育を受けられない国、インドやフィリピンやアフリカ諸国ではノーベル賞の受賞者はいない。母国語で自由に詩を書く人たちがいて、美しい詩を創り出すことのできる詩人が生まれる国こそ一流の学問の追究者を生みだすことができると私は思う。実用のみを追求する現金な教育からは一流の詩人も生まれないし、一流の科学者も生まれない。

 二葉亭四迷はロシア語の達人でありツルゲーネフの『めぐりあひ』を翻訳し、日本語の言文一致運動をすすめ、小説『浮雲』を発表し読みやすい日本語の確立に貢献した。もちろん、四迷には漢学の素養があった。そして、漢学と英語学の達人であり、『ぼっちやん』や『三四郎』の著者・夏目漱石によって私たちが現在、思索するときに用いる日本語が完成されたのである。現在の日本語は大和言葉が古くから漢語の強い影響を受け、近代に入って英語を中心とする西洋語の影響をも受け、その中でもまれて熟成され高度に完成された言語である。明治期に完成されつつあった日本語と、英語・ドイツ語とが格闘することで現在なら、当然、ノーベル賞に値する科学者が現れた。北里柴三郎(破傷風の治療法の確立)、高峰譲吉(タカジアスターゼ、アドレナリンの発見)、野口英世(黄熱病の研究)である。北里や高峰は家系的にも漢学に対する深い素養があった。明治から大正にかけて、深い思索、研究を可能にする日本語が生みだされたのである。 (2026年2月24日追記)

 

 

  20188月に『狡猾な二人の反日指導者』「日本に援助を求めながら日本を貶めた中国と韓国の指導者 中韓の反日の元凶 鄧小平と朴正煕」というタイトルでブログを書きました。ここに再掲したいと思います。

  ”お人好し外交“が”得意“な当時の日本政府は悪辣な中韓の政治家に対して日本の利益(安全・名誉・幸福・平和)を損なう外交を結果として行ない、それを継続してきました。

  高市政権はこの愚かな外交を転換し、日本国民の利益になる、世界に平和をもたらす外交を展開できるのか注視しています。米国にはトランプ政権が昨年誕生し、イスラエルによるガザ地区攻撃が起こり、今年の13日には米軍がベネズエラに電撃侵攻し、マドウロ大統領を逮捕しました。また、イランでは反政府デモが暴動化し、ハメネイ政権が揺れています。2026年は1月初めから世界が大きく揺れ動いています。

  このような状況の中で中国も韓国もそして北朝鮮もただでは済まない状況が生じるように思われます。この状況に対して日本はいかに対処するのか、これが高市政権の大きな課題となりそうです。

  中韓北の三国は日本と地理的にも近いこともあり密接な関係にあります。韓国と北朝鮮は1910年の日韓併合以来1945年まで日本の統治下にあり、中国は日中戦争(19371945)から満州を含めて華北、華中の主要都市を占拠し内陸側を除いて中国大陸の主要地域の大半を支配下におさめました。もちろん、日本軍は占領地域に軍政を敷いたわけです。このような現地の統治(支配)に対して、中韓北ははげしく恨みと敵意を抱き、自分たちの失政や自国民の虐殺(餓死を含む)を日本()のせいにし非道の統治を正当化することに腐心しているように見えます。中国共産党政権による”日本軍の南京虐殺事件“も共産党政権の失政(自国民の大量虐殺や餓死事件)を覆い隠すための捏造にすぎません(※ブログ「中国共産党政権の極悪非道」参照)

 (2026125日記)

 

 

日本に援助を求めながら日本を貶めた

中国と韓国の指導者

中韓の“反日”の元凶

鄧小平と朴正煕

  

永井津記夫(ツイッター:https://twitter.com/eternalitywell)

 

  もみ手をしながら日本の援助にすがり、自国を最貧国から脱出させた指導者が日本の周辺国に二人いる。韓国大統領・朴正煕と中国最高指導者・鄧小平である。朴正煕(ボクセイキ)は前韓国大統領・朴槿恵(パククネ)の父親である。鄧小平(トウショウヘイ)は、1989年の天安門事件において民主化を求める学生デモ隊を人民解放軍の戦車で踏みつぶすことを決断・決行した人物である。二人はすでに過去の人物であるが、現在でも日本に大きな悪影響を及ぼしている。

  この二人に関しては“親日派”として評価する人が多くいたが、現在、朴正煕に関しては反日的人物としての正体が明らかにされつつあるようである。が、鄧小平に関しては、そのとんでもない反日度が明らかになっていないように思われる。

  朴正煕は、1917年(大正6年)生まれで、満州国軍事官学校を経て、日本の陸軍士官学校に編入し1944年に優秀な成績で卒業した。日本の敗戦後、朝鮮戦争を経て、韓国陸軍において活躍し、1960年に陸軍軍需基地司令官となり、翌年、軍事クーデターによって国家再建最高会議議長となり、1963年に韓国大統領に就任した。1965年に日韓基本条約を締結し、その後の“漢江の奇跡”と呼ばれる経済的大躍進の立役者となった。日本から多額の援助金を引き出すことに成功し、親日派のイメージを持たれているが(マスコミの浅薄な見方が影響していると思われる)、日本に対する憎悪を内心いだいていたためか、、“日本の統治時代 は、 日本人による略奪が横行し、罪もない住民が大虐殺された”というような、どう公平に見ても虚偽に満ちているとしか言えない歴史を捏造してその内容を記載した教科書を作り、徹底的な反日教育を国民に行ない、若い世代に“頭の中で考えた想像の”悪役日本のイメージを植え付けたのだ。

  それに、李承晩政権以来、反日、反日本文化政策(日本映画や文学作品等の排除政策)をとり、日韓併合以後の日本的残滓の払拭に努めていたが、朴正煕はさらに輪をかける反日教育を行ない捏造の歴史内容を生徒たちに教え込むことを徹底したのだ。朴正煕の娘の朴槿恵は1965年当時は13歳、現韓国大統領文在寅は14歳の中学生であった。彼らが中学生、高校生の時代に徹底的な“捏造された歴史的内容に満ちた”反日教育を受けたのである(よほどするどい“心眼”を持っている生徒でないかぎり、反日洗脳教育によってほぼ全員の生徒が日本憎しに染まってしまうだろう。朴槿恵や文在寅が我々の目には陰険な反日に映る理由は明らかであり、現在、政界にいる大多数の議員も反日に染まっているだろう。このような状況をつくり出した責任の何割かは当時の日本政府と歴代の日本の政権にある。これをはね返すには日本人全員の努力が必要であろう。政府の努力だけではなく、教育者やマスコミの努力も要る)。韓国は嘘の歴史教育をしてそれが自分の国に大きな不利益、いや、破滅をもたらすことを知らねばならない。

  現在の韓国で虚偽に満ちた歴史教育を注入されたものは人口の大多数ということになる。2013年5月にソウルの公園で、「日本の植民地統治は良いことだったとワシは思う」 と発言した95歳の老人に対して37歳の男が激怒し、殴り殺す事件が起こった。朴正煕は1917年生まれであり、この老人が2013年末までに96歳になるのなら、朴正煕と同じ年の生まれということになる。日本の“植民地統治時代”の実体験のない、虚偽の歴史教育を受けた若者実体験のある老人を怒りから殴り殺したのである。

  「想像によって生み出された憎悪・怒り」は「実体験をともなう憎悪・怒り」よりもはるかに強い場合がある(注1)。この若者は悪意に満ちた“捏造歴史教育”によって“日本に対する憎悪”を植え付けられた結果、このような残虐な行為におよんだのだ。

  韓国出身で米国に留学する途中に立ち寄った日本で、その本当の姿に触れた呉善花氏(1956年生)は、「朴正煕大統領は反日教育を徹底して行ない、おまけに、“漢江の奇跡”と持て 囃された経済復興も、日本からの莫大な援助がなければ実現不可能だったにも拘わらず、朴正煕は大統領としてそのことを国 民に一切伝えていない。そして、日本憎しで国をまとめる政治手法を取った最初の大統領なのだ」という趣旨のことを述べている。朴正煕は大日本帝国陸軍士官学校で軍人教育を受けた“朝鮮系日本人”であったが、日本人に対する強い怨念をいだいていたのだと思われる(注2)。日本の援助を引き出すために表面的には親日の態度を見せていたようでも、裏では、とんでもない捏造の、虚偽の歴史、日本悪しの歴史教育を国民にしていたわけである。

  金は出さされ、嘘で固めた反日教育を韓国国民にされ、日本の“お人好し外交”の極みである。“お人好し”というより“馬鹿” 外交の極みである。日本政府は韓国(や北朝鮮などの反日国)に金を出すとき、それは国民の金であり、日本政府の金ではないということを肝に銘じて、その国の国民にこれは日本国民からの援助金であると政府の機関なり、報道機関を通じて伝わるようにすべきである。相手がそれを拒否するなら“援助金”に相当するものを出さないようにしなければならない。反日教育をされ、憎悪をかき立てる教育をされてまで韓国や中国に金を出すべきではなかった。これは歴代の日本の政権に責任がある。おそらく、韓国や中国に出す“援助金”には違法なキックバックもあったのではないか。

  日本はODAによって1979年から中国に対して3兆円以上の円借款を行なった。この金はいわゆるひも付きが多く含まれ、日本企業が中国で工事等を行ない日本企業にその代金が流れ込む形があった。このような形では、中国の工事を請け負う日本企業に日本の政治家が便宜をはかった見返りとして政治家が当該日本企業からキックバックを受け取るという形が存在した。中国人の政治首脳部はこの日本の政治家への金の流れをよく承知しており、日本人に対する軽蔑の大きな原因の一つになっていた。海外でワイロとあくどい策略で日本企業をはねのけ、鉄道建設等の受注をものにする中国人、巨額のワイロを受け取り、また、各種企業を支配して利益をはねる中国人政治家連中に日本人が蔑まれることはないと思うが、低劣な(政治には金がかかると吠え、キックバックにほくそ笑む)一部の日本人政治家のために日本人全体がさげすまれるようなこととなる。

  韓国に対する“援助”にも同様なことがあったと考えられる。品性下劣な日本人が軽蔑されるのは仕方がないが、外国に援助する金を利用して関連する日本企業からキックバックを受け取る政治家のために日本人全体が軽蔑されるのは我慢しがたいことである。東南アジアのミャンマーやタイやインドネシアなどにも円借款を与え、日本国民から集めた巨額の税金を使っている。当該国の人々に感謝される援助なら許容できる部分もあるが、一部の現地の政治家と日本の関係する政治家に巨額のワイロないしキックバックが渡るような援助では人としての真っ当な行為になるだろうか。

  外国に援助することが日本人(日本国民)に対する軽蔑を生み出すとしたら大問題であるが、現在のような援助システム、政治家と企業の結びつき、“使途不明金”の存在をゆるす日本の税法では腐敗がはびこるのは避けがたい。“企業(商売人)”等が金を使って政治家や官僚を籠絡しようとするのを前提にしてそれを阻止する法律を整備する必要があると思われる(注3)。おそらく、欧米の方がこの点に関してはすすんでいると思われるので参考にすることが必要になる。 キックバックなど無いようにしないと日本人全体が信用を失うし、ヤクザ国の連中に舐められ軽蔑されることになる。外国に金を出す場合、特に注意し、厳罰も必要である。日中議員連盟日韓議員連盟に所属する政治家たちも、純粋に両国の友好促進を考えている人たちもいるだろうが、一部には、援助金などを利用して甘い汁を吸おうとする、または、吸ってきた議員もいると思われる。本当に情けないことで、日本の恥である。

  さて、中国の鄧小平に移ろう。彼は1904年(明治37年)生まれで、中国共産党の指導者・毛沢東(1893年生)と周恩来(1998年生)とともに共産党中国の運営の中心にいた人物である。三度、失脚したがその度に復活し、最後には最高指導者の地位にまで昇りつめた。そして、1972年、毛沢東・周恩来の在世時に当時の田中角栄首相が調印した“日中共同声明”の趣旨にそって1978年“日中平和友好条約”が中国の実質的最高指導者になっていた鄧小平と福田赳夫を首相とする日本の間で締結、批准された。

  鄧小平は日中平和友好条約の批准書交換のため1978年10月に来日し、日本からの多額の経済援助と技術移転を引き出すことに成功した。表面的には親日的に行動していたのであるが、裏で何をしていたのかは日本の脳天気な政治家たちのまったく知らないことであった。1982年、鄧小平は、全国に日本の中国侵略の記念館・記念碑を建立して、愛国主義教育、すなわち、反日教育を推進するようにとの指示を出した。この指示を受けて、1983年、中国共産党江蘇省委員会と江蘇省政府は南京大虐殺記念館(注4) を設立することを決定して1985年8月15日にオープンした。この建設費にも日本からの金が使われたかもしれない。

  表では、親日的によそおい、日本の援助と日本企業の誘致を行ない、裏では反日教育、反日的行為を平然としていたのが鄧小平である。生涯三度の失脚を経験したのは、鄧小平の面従腹背的な内心を上位の指導者に感づかれたからではないだろうか。“面従腹背”ならぬ“面親日腹反日”行動に気づかない日本の政治家は“バカ”というしかないように思う。

  鄧小平は韓国大統領の朴正煕と暗殺の直前まで経済協力や中韓ホットラインの設置の件で三菱商事を介して交渉していたとされている。二人の反日指導者を支援していた日本政府と日本企業はお人好しを通り越して“バカ”というしかないが、これに、金がからんでくるのである。キックバックなどの“汚い金”を手にしている政治家、官僚、経済人をこの二人の指導者は軽蔑の目で見ていたであろうし(うわべは愛想笑いをしていたかもしれないが)、日本人への軽蔑があれば反日的行動をすることに何の良心の呵責も感じなかったのではなかろうか。

  日本は狡猾、悪辣な二人の指導者を見破ることはできなかった。いや、見破っている人はいたのであろうが、適切な対応を取るべき立場の人たちがそのようにしなかったのである。本当に腹立たしいことである。それは金に弱い政治家と経済人にも大きな責任がある。金もうけをするのは経済人として当然であるが、裏で軽蔑を招くような取引を行なうべきではない。政治家は法律的に“汚い金”、相手国から裏で軽蔑をされる金が動かない制度を構築すべきである。

 

 

(注1)「日本になぜテロがほぼないのか」というブログの中で私は次のように書いた。

実体験を持たない子供が国家教育によって虚構の日本の非道を教え込まれると、実際に体験した人以上の激しい怒りや怨みをいだくことになる場合が多々ある。これは不幸であり、その世代が大人になり政権の中枢を占めたとき戦争を引き起こしかねない危険な状態である。想像で日本に怒り、怨み、復讐心をいだく中国や韓国の若者をつくり出さないために、また、いわれなき誹謗中傷に業を煮やした日本の若者の嫌悪感が憎悪に変わる前に日本政府や外務省は真剣に中国や朝鮮の歴史とその非道を明らかにする努力をすべきであり、その成果の発信方法も工夫する必要がある。沈黙していても問題の解決にはならない(外務省の職員にその発信能力[日本語でまとめる能力、外国語を書く能力、発信の仕方をととのえる能力、それらの能力を発揮する勇気]がないのなら、更迭して有能な人材を投入すべきである。どこかの一流大学を卒業していても能力に欠けるものはいくらでもいる)。真実が明らかになれば困るのは中国であり、韓国である。遠慮はいらない。要るのは日本人に欠けている勇気である。

 

(注2) 朴正煕が日本人に対する激しい怨念をいだいていた理由は簡単に推察できる。それは日本人の“朝鮮人に対するはげしい差別意識”のためであろう。身内の恥をさらすようで言いたくないことであるが、私の祖母(1892年生)や母(1916年生、朴正煕より1歳上)は、朝鮮人に対して強い差別意識を持っていた。私の判断に過ぎないが、父はそのような差別意識をまったく持っていない人であった。しかし、私の父母の世代や祖父母の世代の大多数の人たちは、残念なことに、朝鮮人に対する差別意識を持っていたと思われる。この日本人の持つ“差別意識”が朴正煕の世代、日本の統治下で育った朝鮮人の世代がいだく“怨念”の原因であると思われる。が、日本人が差別意識を持っているからといって、嘘の歴史を次の世代に教えてもよいということにはならない。差別意識などまったく持たない日本人も多数いる。

  私の推察にすぎないが、日本に対する怨念の主因は四世紀の神功皇后の朝鮮出兵や16世紀の秀吉の朝鮮出兵にあるのではなく、1910年の日韓併合前後に日本が朝鮮の奴隷制を解体したことにあるのではないだろうか。当時、両班という搾取階級に属していたものは五割近くに達していたとされ、それを日本が破壊したわけで、両班出身で甘い汁を吸おうとしていた家系の者は日本に対して恨みごとを述べていたはずであり、その子どもたちは朝鮮系日本人として教育を受け、親の恨み言を聞きながら育った者も多数いたと考えられる。その一人が朴正煕である。そして、当時、非両班階級であったものは日本の統治を“李氏朝鮮の過酷な奴隷制のある統治より良いもの”として評価していたと考えられる。それは子どもにも伝わり、それが、2013年ソウルの公園で日本の植民地統治を良いものと言って、若者に殴り殺された95歳の老人である。日本が奴隷制度を廃止した当時、朴正煕の世代は小さな子どもでその親の世代が日本の統治を評価して子どもに伝えたと考えてよい。

 

(注3) 政治に金が要ることは理解できる。有名なコラムニストの青木雨彦政治家の給料を月給1億円(数字は間違っているかもしれない)にしたらどうかと書いていたのを読んだことがある。その趣旨は“それくらいの給料があればワイロなどをとって特定の者に有利になることはせず、国民全体の利益のために働いてくれるだろう”ということだったと思う。 東京都知事の小池百合子氏が選挙の時に東京オリンピックの競技場の建設等の費用が「(当初予算が7千億強だったのが)1兆、2兆、3兆と豆腐屋であるまいし…」と批判したが、彼女はこのうちの何パーセントかが政治家に渡ることを意識していたと思われる。かりに、建設費用が総額1兆円としてその3%が政治家等にキックバックとして渡ることになれば、300億円の金が渡ることになる。総額が3兆円なら900億円の金が渡ることになる(※違法なリベート、キックバック、ワイロのような金ではなく、政治家は政治資金パーティーなどを開いて建設受注等で便宜をはかった当該企業関係者から合法的に多額の金を集めることができる。政治資金規正法などとんでもないザル法である。パナマ文書が発覚したとき、日本の政治家の名前がないのが不思議とされたが、政治家には税金逃れのザル法・政治資金規正法があるため、パナマを利用する必要などないのだ。日本が東南アジア諸国に円借款などによる資金援助をしてインフラ工事を日本企業が請け負う際に(日本企業が請け負うのは良いことである)、政治家などが介入し受注に便宜をはかり企業に恩を売り、謝礼を政治資金規正法というザル法によって合法的に受け取ることが可能となる。これがワイロなどを不当に受け取ったり、要求したりして平気な外国の政治家たちから日本人政治家が尊敬されない理由の一つである。まだ、東南アジアの場合には日本から多額の援助が渡されていることを現地の国民が知っているから良いのだが、中韓や北朝鮮などは日本の援助は消し去り国民に伝えず、反日的言動を繰り返すから始末に負えないのだ。とにかく、政治資金規正法を欧米並みにすべきだ。まだ、パナマを租税回避地に選ぶ国の方が法制度上日本よりましなのかもしれない。いかに日本の政治資金規正法がひどいか、国民をバカにしたザル法かということである)たしかに、建設費用の総額を引き上げれば、何百億円という金が余分に加わるわけだから、利権の中にいる政治家たちは住民の税金だということを忘れてできるだけ引き上げようとするのは当然という事態になる。  これを防ぐためには“性善説”を前提につくられていることの多い日本の法体系を改めることと、国会議員の給料を青木雨彦の言うように大幅に引き上げたら、ワイロやキックバックのために“反民的(大多数の日本国民の利益に反する)”行動を防ぐことが可能かもしれない。一人頭、12億円の年俸で“1兆、2兆、3兆円”の、いや、数十兆円の反民的“国民の税金の流失”が防げるかもしれないし、防げたら国会議員一人頭12億円の年俸など安いものである。 対外援助は必要な場合があり大切であるが(その前に日本人全員に金がまわることが必要でその施策が欠けている。所得倍増計画を実行した池田勇人やその後の佐藤、田中政権の方が今の政権より国民のより多数に金がまわることを考慮していた点で立派である)、相手国の一部の政治家を喜ばせるものではなく、相手方の国民の多くに感謝されるものである必要がある。日本からの援助を隠して援助金を使うような国にけっして援助すべきではない。とにかく、相手方の一部の政治家と日本の一部の政治家に金が渡るような援助はすべきではない。金にからんで日本の政治家が相手方から軽蔑されるのは当然の報いで構わないが、それによって日本人全体が軽蔑されるのは御免こうむりたい。 必要な公共工事はあり、それに税金をつぎ込むことは当然のことであるが、汚い金が動かないような制度を構築してほしい。 (2018年8月3日、8月18日追加修正)

 

(注4) 太平洋戦争で日本が敗れた後、1947年から中国では中国共産党軍(人民解放軍)と国民党軍の間で第二次国共内戦が始まった。1949年、人民解放軍は1月に北京に入り、4月23日に国民党政府の本拠地・南京を制圧し、10月1日毛沢東は北京の天安門で“中華人民共和国”の建国を宣言した。淮海戦役において鄧小平は政治委員として軍を指揮し、南京の制圧においても軍の指揮の中心にいた。南京の制圧において多数の死者を出したとされている。この時、残存国民党軍兵士の処刑、国民党政府の首都南京にいる資本家や地主などの処刑も断行したと考えられ、多数の死者を出したことは確かで、この処刑の中心にいたと考えられる人物が鄧小平である。処刑した遺体の埋葬場所など鄧小平はよく承知していたはずである。鄧小平の指示による“南京大虐殺記念館”の中の掘り出した“遺骨の山”は、共産党軍による敗残兵と市民の虐殺遺体である可能性もかなりある。  

  私は『Korea, the Hopelss Liar !』という題のブログの中で次のように述べている。

 (* 注1) もちろん、戦争であるから市民が戦闘に巻き込まれて日本軍に殺されたことはあったと考えられる。が、「白髪三千丈」式に(3尺を3千丈に誇大表現したなら1万倍に誇張したことになる)歴史的事実も誇張した可能性が高い。中国共産党ならやりかねないように思う。南京にある「南京大虐殺記念館」に展示されている白骨群も、(日本軍が行なった可能性はあるが、それよりも)私の憶測ではあるが、文化大革命時の虐殺遺体である可能性もあるし、南京市のある江蘇省は匪賊が活動していた地域であり、中国共産党軍によって殺害された“匪賊”の遺体の可能性もあるし、共産党軍によって規律違反などで処刑された共産党軍兵士である可能性もある。さらに、国民党軍による共産党軍捕虜などの処刑遺体であるか、その逆の共産党軍による国民党軍捕虜の処刑遺体である可能性もかなりある。いずれにせよ、日本では考えられないほどの多数の国民や周辺民族を虐殺した共産党国家中国が真実の歴史(共産党による大虐殺の歴史)から自国民の目をそらすために“日本軍の蛮行(大虐殺)”を捏造している可能性が高い。これほど必死になって日本軍の“蛮行”を叫び、海外においても中国移民と韓国移民が連携して“慰安婦像”を設置し、在住の日本人にいやがらせをし、日本軍の“残虐”さを宣伝しようとするのは異常である。

 今、あらためて考えると、南京大虐殺記念館に展示されている遺体の骨は1949年の共産党軍が南京を制圧した時に出た虐殺遺体である可能性が高いように思う。鄧小平は遺体を処理した場所をよくおぼえていたのかもしれない。(8月4日追記) (8月5日追加修正)

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  さらに、追加したい。

 私は、『Korea, the Hopeless Liar !』の中で日本の歴史教育に言及して次のように述べた。

  歴史問題においても、正しい情報を日本は国民に与えていない (明治維新から太平洋戦争までの歴史は米国GHQがゆがめ、江戸時代の歴史は明治維新政府がゆがめ、それ以前は日本人自身の自己卑下傾向と無知のために縄文時代や弥生時代の歴史さえ大きくゆがんでいると私は考えている) 中国と朝鮮の近現代史を日本人に教えるべきである。私は、戦後生まれであるが、朝鮮史など学校教育として教わったことがない。しかし、李氏朝鮮の歴史が分からないと当時、なぜ、日本が朝鮮半島に出ていったのかも理解できない李氏朝鮮の奴隷制を理解することが慰安婦問題の深層を理解することにつながる朝鮮(韓国、北朝鮮)は奴隷制が残留する李氏朝鮮の末期、つまり、大韓帝国の真実を朝鮮国民が知ること---日本が朝鮮の奴隷を解放したことを国民が知ることを恐れているのであろう。それが、執拗な「従軍慰安婦=性奴隷」の主張につながっているように私には思われる。李氏朝鮮の末期には半数の国民が搾取する側にまわり、半数が搾取される側であったのだ。このことは、現在の朝鮮人(韓国人、北朝鮮人を合わせて)の半数は搾取する側にいたことになり、潜在意識的に、李氏朝鮮時代の過酷な“奴隷制”を暴かれることを拒否するのは理解できる。しかし、残り半分の人たちは、奴隷制の重圧の中にいた先祖を持つ人たちであり、真実の朝鮮の歴史を知ることを拒まないはずである。心優しい、他を非難することはあまり好まない日本人にはあまり気の進まないことであろうが、過去、現在、未来の日本人の名誉のために朝鮮の(そして、中国の)真実の歴史を語るべきである。

  中国も日本に対して、“南京大虐殺”で日本を激しく非難してきた。しかし、近現代だけを問題にしても、中国はどれだけ多くの自国民と周辺民族を虐殺してきたのか。共産党中国だけにしぼっても、「文化大革命(1966~1976)」では2000万人(最大の推定数)~60万人(最低の推定数)の人民を主として毛沢東の意を受けた紅衛兵が殺害したと言われている。また、毛沢東が進めた「大躍進政策(1958~1961)」によって4500万人~1000万人の餓死者を出した。これは、初年度で毛沢東の唱道した政策が極端な農業生産物量の低下を招き、餓死者が続出していたのに独裁者毛沢東の方針を変えられず放置したため少なくとも2000万人は餓死したとされ、天災ではなく人災であり、政策の後半は餓死者の見殺しであり、虐殺ではないがそれに近いものである。1949年にチベットに侵攻した中国共産党軍は多数のチベット人を虐殺し、その総計は現在までで120万人とされている。ウイグル自治区においても、中国共産党軍の侵攻後、36万人が殺害されたとされている。

  最少の数をとっても、共産中国は自国民を1060万人、チベット人とウイグル人を150万人も殺している。最大の数をとれば、共産中国は1949年の建国以来、自国民を6500万人も殺したことになる。中国はこれを隠すために、日本軍が南京で市民を30万人殺した、“大虐殺を行なった”という嘘をつくり出していると考えて良い。日本は国家としてなぜ、虐殺の中国共産党の歴史を教えないのか。中国は“日本による南京大虐殺”を子供たちに教え、日本に対する“想像によって生み出された憎悪と復讐心”を植え付けている。日本人に真実の中国の歴史を教え、中国の若者にも真実を伝える努力をすべきである(毛沢東、周恩来の時代には中国は日本政府[日本軍部]と日本人民を分離し、戦争を遂行した当時の日本政府と軍部は非難したが、日本人民は非難しないという作戦をとった。彼らは中国共産党軍が行なってきたことを当事者として熟知しており、 “賢明”な指導者であった。彼らと同様に日本は中国政府と中国共産党[軍]の悪行を非難し、人民はそれに操られた存在として非難しないようにすべきだ。現在の中国の指導部は毛・周に比 してきわめて愚かであり、破滅の道をすすんでいるようにしか私には見えない)。**************************

  毛沢東と周恩来は日本軍が結果として共産党中国の建国に“貢献した”ことをよく知っていた。蒋介石の国民党軍を日本軍が叩き、それを共産党軍が利用することができたのだ。また、日本が多額の金を投入して整備した“満州”を無償で利用できたことをほくそ笑んでいたはずである。田中角栄は日中共同声明を調印するとき、この満州の遺産と引きかえに形の上で戦後賠償権を中国に放棄させたのではないだろうか。

   内政不干渉の原則は国家間に適用されることである。しかし、実際は内政に陰に陽に干渉するのが国家間外交である。これに非常に巧みなのが米国であり、中国である(が、毛・周に比して極めて愚かな現中国共産党政権は時代錯誤の“中華思想”のために墓穴を掘ったようである)世界の中でこれが一番下手くそな国の部類に入るのが日本ではないだろうか。これを助長しているのが外国人の言い分にまるで弱い日本人の性格であり外国の言い分を深く検討せずに考慮してしまう官僚(外務、財務、その他)たちである。日本の政治家もマスコミも同じ欠点を持っていて、日本人の大多数の利益に反すること(反民的行動)をする場合が希ではない。

   マスコミは政府機関ではなく言論機関であり内政不干渉の原則に関係なく、正義と真理と人類愛の原則にもとづいて、“表現の自由”という武器を使って、悪辣な巨大組織を非難すべきである。悪辣な巨大組織とは日本周辺のヤクザ国や野蛮国を含む世界の悪辣政権である。しかし、日本のマスコミたちは内弁慶で腰抜けのためか外国の悪辣政権は非難する勇気と見識を欠いているようである。マスコミは日本の政権は平気で批判・非難できるのに、外国の政権は批判できないか。それだけの見識もないし、勇気もないのだろうか。恥ずかしいことである。 (8月6日追記)

 

  前回のブログ「中国はいつ国家崩壊するか When will China collapse?(再掲)とに続いて中国崩壊について三つのブログの二番目を再掲したいと思います。

  私は「辛亥革命説」を提唱しています。これは日本書紀が歴代天皇の年代推定に用いられていたと考えられる「辛酉革命革命説」を否定し、”辛亥の年“には、政変、革命などの大変革、大変動が起こりやすいとする考えです。もちろん、革命などの大変動は1年くらいの短い期間で起こるものではなく、その”辛亥年“の前後数年を含めて私は「辛亥革命年圏」と呼んでいます。そして、私はツイッター(X)やブログなどで、2026年から中国(共産党政権)は大きく崩壊すると”予言“しました。もちろん、この辛亥革命年圏の変動は全世界的に起こると考えられ、そのこともブログなどでは言及しています。

  今年(2026)に入って、米軍がベネズエラに侵攻(13)、今、イランで民衆が蜂起しており、イランの最高指導者が亡命したとの情報が流れています。

  ”辛亥革命年()“は変革を求める者には利用すれば成功の確率は高くなると思われます。会社や組織などで変革を目指す者は”時“を考える必要があります(悪用も善用もできます)。もちろん、政治において、敵対政党や妨害組織を崩壊させることにも利用できます。国民の大多数の利益(安全・名誉・幸福・平和)になるように、政治においても変革を実行するのに最適の時期に入ってきました。

  この「辛亥革命年圏」の影響は世界的に(地球規模で)起こると考えられます。昨年2025年には第二次トランプ政権が誕生し、”“トランプ革命”“が米国で起こっています。中国共産党政権も2025年から崩壊の度合いを強めています。前回のブログでも言及していますが、EUもこの”辛亥革命年圏“に瓦解する可能性があります(というより高い)し、中東もイランだけではなく、イスラエルを筆頭に他の国々もただではすまないように思われます。

  私は「台湾を武力によってでも併合する」と主張する習近平の発言を聞き、これに怯える台湾や日本の人々に“”中国共産党政権の崩壊“”が目前に迫っていることを明らかにするために20181月4日に最初の「中国はいつ国家崩壊するか When will China collapse?をブログで書きました。続いて、201816日に「中国の国家崩壊2 The Complete Collapse of China」を書きました。このブログを再掲したいと思います。

 

 

中国の国家崩壊2 (再掲)  

The Complete Collapse of China

                                        永井津記夫

 

  前回のブログで中国が2031年前後に国家崩壊すると“予言”しました。正確には“予測”という言葉を用いる方が正しいのでしょうが敢えて“予言”という言葉を使っています。このブログはその補足です。

 

  前回のブログ「中国はいつ国家崩壊するか」の中で、“辛亥の年に世界で大きな革命、動乱、政変が起こった”ことを示し、「辛亥革命説」を提唱し、2031年(=辛亥年) ころに中国が国家崩壊すると述べた。  2031年の中国の国家崩壊について、私は「辛亥革命説」のみに依って“予測”してはいない。1851年(=辛亥年)に清朝中国に起こった太平天国の乱という大動乱から180年経過した年が2031年である。180年(180=3×60) というのも一つの占星術的変動が作用するサイクルで、前に起こったことと同様なことが起こりやすいと考えられ、ここからも2031年の中国の国家崩壊の危機が予測できるのである。

  ソ連 (ソビエト社会主義共和国連邦) は、1917年のロシア革命から数えて74年後の1991年に崩壊した。バルト三国をはじめ多くの周辺国が独立した。つまり、74年で崩壊したのである。宗教のないイデオロギー国家は“三世代(3×3090)もたないと言う人がいるが、私もその通りだと考えている。「世」という漢字の字源からは、“三十年”という意味は確かであるが、私自身は占星術的見地から一世代 27年 と見るのが一番よいと思っている(つまり、27×3=81で、三世代最大で81年しかもたないといくことである)

  共産党一党独裁国家である中国は、もうすぐ耐用年数が来る(1949年の建国以来現在69年)。利権と金の亡者が大多数だと思われる現世利益集団の共産党員が何千万いたとしても (中にはごく少数、立派な人がいるかもしれない。が、本当に立派な人は共産党員などにはならないだろう)、それは利権にむらがる集団に過ぎない。利権(金)が忠誠心の根源であるから、利権がなくなれば集団は崩壊する。“耐用年数”からも中国の国家崩壊は近いと私は考えている。

  ついでに言えば、EU (欧州連合) も2031年前後に瓦解するのではないかと私は推測している。もちろん、EUは主権国家の経済的連合体であるから“中国崩壊”のような大混乱は生じないと思われるが、今のままではすまないだろう。

  米国は連邦制国家であり、多民族によって構成される国家である。2031年の変革の波は米国にも及ぶものと考えるべきである。“人種”間の対立も先鋭化する可能性が高く、日本との同盟関係が継続していたとして、中国崩壊の危機的状況の時に日本を助ける余裕があるか、という心配がある。

  日本の為政者もマスコミ(ジャーナリストたち) も中国崩壊に備えてあらゆる準備をすべきであろう。一部の人々の利益ではなく、まして外国の利益でもなく、“日本国民の大多数の利益(=与民)”のために行動しなければならない。与民政治家与民ジャーナリスの奮闘・努力を切に望むばかりである。

 

※※「与民」と「与政」を混同している人がいる。与政とは“政府(の諸政策)に与する”ことである。政府は与民政策を行なうべきであるが、時には「反民政策(大多数の国民の利益に反する政策)」を行なうこともある。この場合、“与民”であるためには“反政(政府の政策に反対)”でなければならない。この点を混同しているマスコミやジャーナリストがいる。「与民」の立場にいる人は「与政」の場合もあれば「反政」の場合もある。私の立場は「与民」である。

 

※※チベットとモンゴル

  チベットは六世紀頃は中国から吐蕃と呼ばれていた。六世紀末にチベットを統一した吐蕃のソンツェン・ガンボ王(581-649)がチベット統一を果たすと、唐とネパールから嫁いだ二人の王妃の勧めで仏教に帰依した(当時、吐蕃は強国で唐も手を焼くほどであった)。この後、吐蕃(チベット)は仏教化(国教として人々の精神的支柱となること)され、モンゴル帝国(元)に征服されるが、結果的にモンゴル地域にも仏教を広め、ジンギスハーンを始祖とするモンゴルを仏教化することにつながった。仏教は虫などを含めて全ての生命の殺害を禁じるので、仏教が国家に浸透すると異教徒や外国人を基本的に殺さない国ができあがる、つまり、戦争を行なえない国になる。つまり、仏教は、戦争という点で国家を見たとき、他からの侵略に非常に弱い国家をつくることになる。やさしい(弱い)チベットとモンゴルが出来て世界の歴史、主としてヨーロッパやロシアや中国の歴史が大きな影響(恩恵)を受けてきた、つまり、歴史が大きく変わったのだが、彼らは (いや、多分だれも) それに気づいていないと思われる(モンゴルが仏教化されなかったら、第二、第三のジンギスカンが出て、従わぬ異国人には容赦せず、ロシア地域や中国地域は第二モンゴル帝国の属国となり、ヨーロッパの多くの地域も属国となっていた可能性がある。仏教化されることは、一神教による侵略的国家や疑似一神教のイデオロギー国家による侵略的国家に比して、非常に良いことであると私は考えているが、残念なことに戦闘力を失い、兵器の開発にも関心を失い“弱い国家”をつくり出す傾向がある) (2018年1月6日)

※※青森県の大平山元遺跡から発掘された土器が炭素年代測定法などで約1万6500年前の世界最古の土器だと、発表された後、中国の湖南省で1万8000年前の土器が発見されたと中国が発表したが、その土器の破片を日本でも測定したいと申し出ると、盗まれてない、というような返事が返ってきたそうである。“中華意識が強い”のも結構であるが、学問に嘘を持ち込んではいけない。私の説く「辛亥革命説」も(そんなことはあり得ないと思うが)ひょっとしたらどこかの古書籍(竹簡)から発見された、と中国側から言われるかもしれない(後半は半ば私の冗談)。

※※中国の国家崩壊とはもちろん中国という国家がこの地上から消滅して無くなるということではなく、中国共産党の一党独裁体制が崩壊し、領土的にも周辺国で独立する国が出てくるということである。ただ、核になる新しい国も複数に分裂するという形を私は想定している。(2018年1月8日追記、1月19日追記)

 

※※ 「地球温暖化CO2犯人説」が嘘であり、温暖化もほとんどしていないとの見解がネットやユーチューブなどで公開されていて、丸山茂徳氏のような一流の専門学者もそのような見解を出している。そして、地球の寒冷化はすでに始まっていて2030年に小氷河期に突入するとする研究者もいる。私の2031年の辛亥年に「中国が国家崩壊する」とする予言は、“2030年小氷河期突入説”を参考にして導き出したものではないが奇妙な暗合である。小氷河期、異常気象、農作物の凶作なども“国家崩壊(凶作→飢餓→動乱→崩壊)”の大きな要素になる可能性がある。(2018年2月9日追記)

 

※2026年1月11日追記事項:前回のブログで書いたように、米国は“トランプ革命”が進行しており、米国政権が崩壊し、二分裂するようなことには当面(ここ、2、30年)ならないと考えています。

 高市早苗首相もこの辛亥革命年圏の時期を利用し、国民の利益を損なう反民マスコミや反民議員の一掃をしてくれることを願うばかりです。安倍晋三元首相は「議員は尊敬されていない」との趣旨のことを述べていましたが、自分や親族や支持者の利益を優先し、日本国民の大多数の利益をないがしろにし、中国や韓国などの外国の利益を図る議員が尊敬されないのは当然であり、そのような反民議員が今の国会には満ち溢れているということです。 

  (2026年1月11日記)

 

※※下に掲載した最初の四角の枠組みの中のスローガンは2020年中頃に作り(原形は2019年の5月頃完成)、私のツイッター(X)の中で使っていたものを高市首相の登場後、2025年末に少し修正したものです。

 二番目のものは英文を併記したものです。この中で私は日本国民の利益を安全(safety)・名誉(honor)・幸福(happiness)・平和(peace)としていますが、これはトランプ大統領が2020年11月の大統領選で敗北し、大統領を退任した後、2021年1月末に“The Office of Donald J. Trump”という組織、大統領時代の実績とその活動を受け継ぎ推進する組織を立ち上げました。その中でトランプ大統領は ”safety, dignity, prosperity, and peace”という項目を(勤勉な)米国人が生きてゆく上での権利として掲げていました。これは私がスローガンの中で示す日本国民の利益(=安全・名誉・幸福・平和) とほぼ同義で驚きました。私は自分のことをツイッターのプロフィールでは英語でPatriot(=与民者=愛国者)と書いており、トランプ大統領も与民者と思われるので”Patriot“は同じようなことを考えるのか、と思ったものです。

 三番目のものは2019年6月末に書いたもので、ほぼ英文となっており、タイトルは”The Japanese Values to Save the World“(世界を救う日本の至宝)となっています。(2026年1月16日追記)