でも次の日の朝、その子の家に行ったらその子のお母さんに
「もう、連絡帳は届けなくていいの。」
って言われた。
あまりにも突然だった。
俺その頃悪ガキで、頭もすげえ悪かったけど、その子のお母さんの言ってる意味は伝わったんだ。
「この子は天国に行ったんだ。もう一緒に遊ぶ事は出来ないんだ・・・。」
そんな事考えたら涙が溢れて、止まらなくって・・・。ずうっと泣き続けてた俺に、その子のお母さんは連絡帳をくれたんだ。
せめて君だけは、学校にも行けなかったあの子を忘れないで欲しいって。
そんな俺ももうすぐ30になろうとしてる。
あの時の連絡帳は、引き出し下段の奥底にずっとしまったきりだ。
就職したり、結婚したり、子供が生まれたり・・・。
今まで、本当に色んな事があった。時には泣きたい事、辛い事の連続で、いっそ自殺しちまおうかなんて思った事もあった。
けど、そんな時はいつも引き出しを開けて、女の子の連絡帳を開くんだ。
そして、彼女が亡くなる直前に書かれた文章を読み返すんだ。
『ありがとう、いつかきっと、遊ぼうね。』
これみたら頑張れる!!頑張らないと!!学校に行けない子もおるのに最低やな俺は!!楽しまないと♪
