数日前、時折勤務中に花園神社の道を拝借しますがその日は珍しい、のみの市が開催されるようでぽつぽつ準備がされていました。


幾つかの屋台(という表現は合っていないかもしれませんが無視します)を軽く拝見しました(勤務前でしたから)。


模造刀、硯、古銭、ミニカー……なんでもござれで特に記した品は興味がありワクワクしながら拝見しました。


1軒、写真左にある屋台では足を止めて5分くらい硯と古銭を拝見しました。

幾分中の小くらいの端渓硯があり、陸の部分を撫でましたがザラザラしていて定めしよく擦れるのではないかと思いましたが購入は控えました(12000円)。今の個人には宝の持ち腐れです。







古銭は偶々目について、平次親分がお持ちの寛永通寶があればと思いながら無造作に ーそれこそ八百屋さんの天井に吊るされたざるに入れられた小銭のようにー 置かれた古銭の中に1銭硬貨があったり外国の硬貨があったりする中で寛永通寶がありました。以前から欲しいと思っていましたので心が躍るようでした。





100円(!!!)とあり、ああ、どれでも1枚100円かと嬉しくなり3枚ほど購入しました(これで私も大川橋蔵さんに僅かに近づけます)。


コレクターではないので古銭は未知ですが調べますと、

たくさん流通しているようで何十円〜何百円で取引されているようで真物だとしたら良い買い物をしたと思います。

長い間、将軍家ご在世の御世からなんと大正時代まで(! 初めて知りました)長らく流通した貨幣だったそうでなるほど未だたくさん今でも残っているのがわかるような気がしました。


なんと寛永通寶は168種類あるそうでレアな分もありますが割愛します。


裏側に「文」とありますのは、文銭(ぶんせん)といわれて初期に造られた分だそうです。

石巻銭は「仙」、江戸小梅村で鋳造された分は「小」、下野国足尾銭は「足」と裏側に刻まれているようです。

古銭の世界は奥が深いですね。

Yahooオークションで小判が出品されていて拝見しますが流石に値段が……。憧れます。


ちょっとした骨董の趣味を楽しんだようで面白い一時でした。