こちらで何度も何度も申し上げていますがCD終焉の時代が到来して久しい、CDで音楽を鑑賞することが無くなってきていることを痛感していますが、たまたまYouTubeで拝見したニュースでレコードがどうやら静かなブームになっていることを知り意外に思われました。

添付致します。



感慨深くなりますね。いつもお世話になっている徳岡直樹先生の熱い思いをYouTubeでフルトヴェングラー御大のレコードの詳細を聞くにつれ、個人は管理が難しいしスペースは取るし、金銭的に……と思って無縁の世界だと横目で見つつ、上に添付した動画を閲覧して……質を追い求める世界、品質、内容を求める人、世間が未だにあること、レコード需要が案外高いことに信じられないようで今更ながらに驚いているのでございます。


再生機の命ともいえる針もレコードそのものの製造に欠かせないラッカー盤も世界の9割も日本の会社がシェアしているそうで、日本の職人芸の高さを改めて素晴らしいと誇りに思われた次第です。


タワーレコードさんもレコードだけのフロアがある店舗もありますし、個人も駅構内でレコードの入ったディスクユニオンさんの手提げ袋を持った方をお見かけし需要が少なからずあることを肌で感じていました。


動画内で触れられていましたが、SACDでお世話になっているかのエソテリックさんがレコードプレーヤーを新たに発売するそうです。

お値段はお察しください。動画内で触れられております。



特許技術も取得した、新たな再生法で定めし抜群に素晴らしい音質で音楽を鑑賞できるのでしょうが、お値段が凄いです……。

周辺機器は別途ということで1000万円以上出さないと、ということになるでしょうか。


好事家の村上春樹先生、百田尚樹先生あたりは即買いでしょうか。


ひと頃はレコードの針を購入するのも一苦労、という時代があったにも関わらず、ここに来てYouTubeで、スマートフォンで気軽に簡単に音楽が聞ける楽しめる時世にあって、レコードという媒体が見直されている。

所謂「通」といわれる方々の探究心といいますか、本質を知って故の当然の結果といいますか、レコードがかくも世の中で需要されていることに驚いています。



個人の場合、レコードで育っていない、ぎりぎりレコード世代だったにも関わらず音楽とは無縁の品の無い家庭に生まれ育ちましたからレコードの良さを知り得ないことが根底にありますので、スペースやら、管理のことばかりが考えられて悲しい性を抱えているのでございます。

音質にこだわって聞いていないから汝はいつまでも糞耳のままだといわれればそれまでですが、無縁の世界を知りたいとは思います。