10月になりましたので、ぼちぼちベートーヴェンの9番が気になりました。
年末だけではなく年中始終聞いている曲ですが、YouTubeで早速フルトヴェングラーさんの′42年盤を先週金曜日に聞きました。
音は誉高いバイロイト盤よりも劣りますがなんの、十分に鑑賞できます。ぶちかましてくる箇所がたくさんあって本当に聞き飽きない素晴らしい演奏だと思います。
再三こちらで触れていますからこれ以上は書きません。
本日は長年′42年盤ばかりを意識していましたからバイロイト盤を久方ぶりに聞きました。
′42年盤よりもより風格高い演奏で有無をいわせぬ圧倒的な演奏だと思います。
その偉大なバイロイト盤は……
昨年末に発売されて評判になったスェーデン放送のバイロイト盤はこちらで独自にアップされている方がいらしたので試しに聞きたきりでそれ以来です。
迫力があってすばらしいと思いました。
1度聞いたのみですが、従来盤には明らかに編集された聞きやすさ、耳障りの良さが多分があるように感じますがいかがでしょうか。
第1楽章の終わり近くや第2楽章はスウェーデン放送盤がフルトヴェングラーらしい荒々しさがあって興奮しきりで従来盤には感じられない部分があるのではないでしょうか。
詳しく聞いていないので詳細を書けませんがウォルター•レッグの意向が多分にある従来盤との違いがあるのは確かです。
失礼な表現ですがオクス○のような中毒性があるフルトヴェングラーさんの9番。この数年はこのマエストロの9番ばかりをことさら聞いています。