八幡の藪知らず……将門公と関わりのある土地ということで以前から気になっており、先週日曜日にご参詣に伺いました。



立派な竹が茂ってあり、そちらに先ず目が行きました。


昔は今よりも広い敷地が聖域のようになっていたそうですが今は僅かな敷地内が禁足地とされているようです。


しかし、失礼ながらへえ⁉︎ これが禁足地? と拍子抜けしてしまいましたし、暗い雰囲気に包まれて来る者を拒んでいるかのような感じは筆者には全く思われませんでした。


早朝の澄んだ空気の中で藪知らずにマイナスのイメージを受けなかったのかもしれませんし、入っても良さそうな雰囲気もありましたが、当然ながら古からのルールに従い当然ながら入らず、周りを軽く見て回りましたが入ってはいけない重々しい雰囲気を感じることが出来ませんでした……。


個人が鈍感なのか、土地の神様方がよく来たと歓迎してくださったから藪知らずから重い空気を感じなかったのかもしれません。


御社は小さいながら存在感はありますが、疫病除け的な御役目で居られるのではなく、たくさんの方のご参拝があったゆえか爽やかで軽やかな雰囲気に包まれるようでした。







この森には妖怪⁉︎ がおられるということですが果たして……。

かつて水戸中納言家がこの森に入ってしまい、「お手前は貴人ゆえ、この度の侵入は許してつかわすが、次は無いと心得たし、かの地に決して足を入れてはならぬことを広く知らしむべし」といわれたか知りませんが光圀公が禁足地に入って妖怪に諭されたことは有名なエピソードです。


YouTubeで「アニメ水戸黄門」がアップされていますので丁度重なって意識しました。

アニメでも面白おかしく藪知らずを扱ってよさそうなのに、と個人は思いました。

(余談ですが鞍馬天狗もアニメ化するには向いてそうです。)


とかく意義深いご参詣となりました。