漸く明日から普通通りの勤務が始まります。淡々とした思いでおりますが……特別浮き沈みがない極めて安定した職場におりますから、淡々とした思いでまた真面目極めて勤める日々が続くことでしょう。


4月になれば川付近一面に林立する木に咲いた桜を眺めて風流を感じ

6月になればジメジメした湿気を鬱陶しく感じつつも、恵の雨に感謝して

7月になれば歩くだけで汗が吹き出る様相となり、夏の始まりか……と暑さを少し気怠く感じ

8月の暑さのピークにくたばりそうになりがらも川面を眺めて泳いだらさぞ気持ちよかろうと感じつつも密かに秋の気配を嗅ぎ取り

10月になると涼しくなって過ごしやすくなったと嬉しくなり

11月になるといよいよ寒くなって今年も終わりかと、多用になってくる年末に向けて準備が始まる

…………

大体このような平凡な1年、人生ですが、ありがたみや感謝はございます。

何事も大きなトラブルがないからです。


変な人に会った、とか、会社に迷惑をかけた、電車内でトラブルがあったといったことがついぞありませんし、今でも平凡な毎日があるのでありがたいと思います。

片や……一方で出世をすることや、大抜擢、昇級など甲斐性は全くなく、半ば空気のような扱いに等しい……かもしれませんが、日々愚直でおります。

この何もないのは自身の性格に比例して、冒険をしないから平凡な毎日になる、ということが申せます。

人との関わり合いも最低限ですから抜擢など皆無でしょうし、特別望んではおりません。

もどかしいなにか、がないわけではございませんが、また明日から早い日々が始まります。内臓を幾分か労ってお正月は生活して参りましたので、初日からたくさん動けたら、と願っています。