来週地元では恐らくお祭りがあるはずですが今日から始まっているかもしれません。分かりません。愚母に確認するほどでもありません。

昔はそのお祭りが大好きでしたが、歳を重ねてどんどん人付き合いが億劫になり、自己の世界に識らず入ってしまい気持ちが遠のいてしまいました。


近くに神社もあり、以前ご参拝させてもらったことをブログにも書いておりますので御縁があることも承知していますが、ついぞお祭りには参加する気には今でも到底なれません。


所謂漁師町で優しいですが荒くれだった人もいて、静かで内向的な個人はどのようにしてその輪に入って接してよいのか分かりませんし、無理をしたくないので遠慮しています。


腕力のあるヤン衆の中には絶対に入れず私は的にされて、やられてしまうのがみえています。

そのお祭りをユーチューブに地元の方だと存じますがアップしていらっしゃいます。懐かしく拝見しましたが、偶然愚母が写っておりました。

汝の息子(=私)は臆病で内気で祭りにも参加しない罰当たり者でうだつのあがらない出来損ないです。人付き合いもしない、孤独で薄情な愚息です。しかし……

悪いが許して欲しい……と感慨深くなりました。














お祭りの日にしゃぎりを聞くと地元に盛夏が来た、と感じますが、拙宅から遠巻きでちらっと見るだけでした。存在を気づかれないように。


かつてブログでもふれた昨年4月に亡くなった隣のお兄さんもこのお祭りが大好きで彼は漢気の漲っていた方でしたから毎年毎年参加されてとても楽しみにしていたことは想像に難くありません。



地元恋しさもなく、古賀政男先生 霧島昇さんの「誰(たれ)か故郷を思わざる」でもありませんがふと動画に写る自然の豊かさが目に移り、懐かしいとは思いました。





車寅次郎がよく口ずさんでいましたが、私はそこまで地元に愛着はなく帰りたいとすら思えない薄情な人間です。


お祭りのある月ですからふと思ったことを書いてみました。