個人にとっての直江状(帖? ではありませんよね。恐らく……)を先ほどまで書いておりました。

性格が捻くれて悪い奴かもしれませんが、約30年の薄い怨恨は消し難く手紙を書いて本日投函しようと思います。

30数年前、当時小学生だった手前は剣道部に嫌々ながら入部して4年生で全く身についていないお習字、そろばん塾と3つも抱えて稽古事をしていました。

しかし、全部初手から辞めたくて辞めたくて仕方がありませんでした。剣道は特に辞めたくて堪りませんでした。

愚母にそれを伝えると当然叱られました。しかし、なんとか納得してくれて肩の荷が下りて楽になりましたが、顧問の吉本氏がこれまた怖くて漸くの思いで辞めたい旨を伝えました。


それからが少し地獄でした。辞めたい理由を考えて改めていいに来なさい、と。

横暴に振舞っていた同級生の北村氏が嫌だから、といえばそれは早くに言えば解決したといって却下され、何度か退部する理由を考えいいに行きましたが却下され、仕舞いには、やりたくないんでしょ、と一言で済まされました。


書いていて怒りが湧いてきます。北村氏の横暴な態度は保護者会で話し合ってもよいないようではないかと思いましたが、何にもされていないようでした。

彼は剣道が強くて私はからっきし弱かったので吉本氏はそちらを取ったのでしょう。今となれば分かります。


それから、吉本氏は私を見るなり、睨んだり難癖を付けたりして別の学校に赴任するまでそのパワハラに耐えました。吉本氏がとかく怖くて会うのが嫌でしたが、4年生の頃運悪く担任でした。しかし、学級内ではきつい思いはしませんでしたが通知表にはよくボォーッとしている、と書かれ愚母に散々いわれたことを思い出します。
…………


それから30数年後、彼が原爆で有名な学校の長を任じられていることを偶然発見し、先般フェイスブックに私を昔馬鹿にした人間どもに色々昔のことを反論して書きましたが、その吉本氏には行草体の手紙を書いて送りつけることにしました。

長くなりましたので一旦切ります。