とあるサイトを毎日のように閲覧していることを以前に少し申し上げました。

様々な分野が5ちゃんねる方式で語られていますが、先程読んでいて思わず嗚咽してしまった内容がありました。

とある男子大学生がゲームセンターで知り合った女子美大生との出会いが書かれてありました。

あまりにも短い付き合い……に思わず涙して嗚咽してしまいました。

男子大学生が切実な思いで綴った様子が分かりますが、胸がいっぱいになり涙無しには読めませんでした。




せっかく出会ってぎこちないながらも仲良くなってオタク気質で数少ない話し相手、理解者ができたにもかかわらず……彼女は若いながら病に侵されていました。

手術は成功したものの、彼女のご両親様から余命が1年しかない……と言われました。

その間、彼はできる限り彼女に寄り添っていました。

5日間だけ外出許可が出て彼の地元に行き彼女は彼のご家族と楽しい食事をしたり、はたまたいけないことですが、自転車の2人乗り(彼女がしたことないから……ということで)して小学校に行って遊び、駄菓子屋さんでお買い物を楽しんだりして……何気ない日常を精一杯お二人で愉しみました。


次は彼女の育った地元に行く予定でしたが、体調を崩してご両親様の元に帰り、病院に戻らざるをえませんでした。


彼は彼女の誕生日に、妹さんがお洋服関係の学校に行っているそうで一応ウエディングドレスを一緒に作ってもらい、病室で看護師さんたちに手伝ってもらい着ました。


木村カエラさんの曲を彼女が歌い始め、彼も歌い、病室の皆さん、看護師さんも手拍子して軽くキスをして素晴らしい誕生日になりました。

しかし、彼女は個室に移り2日後にご両親様と彼に見守られて……。享年24歳だったそうです……。


彼がお見舞いの際にトルコキキョウをよく持っていったそうで、花言葉が「永遠の愛」……。


サイトにはたくさんたくさん細かな描写がされていましたが、読んでいて涙が止まりませんでした……。

この内容を今書いて思い出して、1人静かにまた嗚咽してしまいました……。


短いお付き合い、関わり合い、彼が彼女をなんだか気になる……から始まったご縁でしたが、彼女さんは幸せだったのではないかと思いました。

これから……楽しい新婚生活が始まる……

奇跡を信じたい……

そのような気持ちで読んで参りましたが……人には定めがありますから……。


所謂、釣りであって欲しいと強く願わずにはおれませんでしたが、涙が止まりませんでした……。

今でも嗚咽が止まりません……。



追記します。

上記のお話は富澤南さんという小説家の創作だったようで……安堵しました。

変に感情移入してしまって、先程まで思い出してはシクシク泣いておりましたから、安堵しました。

創作で良かったです。救われました。