前項の地球の画像を見てから後に、不意に弘法大師、空海上人のことが気になりました。

弘法大師が入定(にゅうだい)されたのが旧暦の3月21日(承和2年)(西暦835年4月22日)でお日にちが近いから気になったのだろうかと思いました。

加えて個人が精神的に少し弱っていますからどうしても神佛により頼りたくなっていますから空海上人が気になったのでしょう。

その入定ということも気になり、調べますとどうも死ぬこととは違い、「永遠の瞑想に入った修行」を指す言葉だそうです。

ですから、空海上人は生きていらっしゃると。



この方のお身体は高野山にございます(火葬されたともいわれておりますが)し、瞑想を長く長くされて我々を宗教に問わず御守護してくださっていらっしゃると思われました。

特別に思い入れのある方ではありませんが、時として書を少しだけ知っていますから自然気にはしています。深くあれこれ調べるという知的欲求まではないものの入定という言葉と行為が引っかかってしまいました。

永遠の瞑想の中で現世にいらっしゃる……


お姿を拝見できることは当然できませんが、今なお修行の御身でいらっしゃると思えば、失礼ながら親近感が湧くようです。

即身佛であり、人でもあり今なお修行の最中であり……。

昨日は少し人様のブログを見て、その存在がリアルに感じられてなりませんでした。


加えて毎日2回のお供え、生身供(しょうしんぐ)も時には洋食やデザートまであるそうで個人には生々しく感じ空海上人様はなにがお好みでいらっしゃるだろうかと微笑ましく思いました。

生身供の字そのものからも厳然と存在された方で1人ぼっちではないと勇気付けられたような感じです。