慈悲深いお裁きについつい涙が出てしまいました。
陶器を抜け荷で南蛮に売りつけて大枚を得ていたことが御上に知られるものの、大藩ですから大目にみてもらいました。しかし加藤剛さん演じる藩士に全部罪がいってしまいました。
全部江戸家老役の高城淳一さんが仕組んだことでした。
藩士役の加藤剛さんは復讐鬼になります。その間奥様が佐賀鍋島家の御用勤めをしていた大店の主人3人にてごめにされたからです。奥様は痴呆のような幼児のような感じになりました。
ついに藩士は2人を殺してしまいました。そこから物語が展開されていきました。
最後の1人、多々良純さんを狙うも鉄砲で腕を打たれてしまい丁度竹脇無我さんが通りがかります。事情も聞かず藩士の手当てをしますが、奥様の病気のことを相談して藩士の心が穏やかになっていきます。
お二方ともあまりにすばらしくて、情に厚くて涙がこぼれました。
慈悲深い大岡裁きでした。
追記しますが上の映像は幻のようになっていますが著作権関係でDVD化などは難しいのでしょうか。
幻といえば、第二部の22回「幻の幻術師」が宗教絡みで今のところ永久欠番です。どうにかならないでしょうか。スケールの大きな内容のようです。尾州公なども出ているみたいですから。
好きな人間にとっては気になり過ぎて困っています。DVD化もされて僅かに市場に出回っていたようですが今は入手困難のようです。
変な疑いを与える、誤解を招くとは受け取り側の解釈にしか過ぎません。なぜ人権侵害的な感覚で……。
逆にそちらに力がない、神通力に及ばないことを公言しているかのような……。
ぜひ見てみたいです。時代劇専門チャンネルでも今のところ欠番になっていましたから。
泣くまいと思いながら、お奉行様の優しさ、慈悲にふれてしまい、つい……。