先日、書道用具屋さんとこの間お話をお聞きする機会がありましたが、一方的になりもういいやとなり辞去して参りました。すみません。

その内容で書家の中にはわたしが、わたしがと前に出たがる方が多いとお伺いしてさもあろうと納得して帰ってきました。

実力よりも人海戦術にすぐれた先生方が多分にいます。それも1つの文化ですから一向に構いませんし、憤る道理は持ちません。

メデイアで頻繁に取り上げられる先生方の書。良いか悪いかは色々申しませんが命がかかっていますから実力うんぬんよりも名を上げることが大切なのかと思い知らされました。


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最近の大河ドラマの題字もデザイン的な現代的な感覚で書かれたそれが多いですね。好き嫌いは別としてです。古典が背景にあまりなく、良いか悪いかは判断できないです。すみません。現代的な感覚ですね。


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栗原蘆水(くりはら ろすい)さんは初めて拝見した時から個人の美意識とはあまり合わないような気がしています。すみません。

グチャと横広がりになった文字、かすれがどうしても……です。すみません。

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武田双雲さんもすみません、線はきれいで勢いがあります。しかし、文字の形は一本調子という印象は否めませんし、パフォーマンスに懸命になっていらっしゃるような印象があります。悪いとはいいません。それぞれです。
武田双雲さんは十分に稼ぎ、成功されている書家ですから。

個人は書で稼ぎたいとは思いませんし、普段書く字が大切ですからパフォーマンスして個展をしてと偉くなっていう顕示欲はほとんど持ち合わせていません。

普段書く字の様式美、まったく小さい世界ですがそちらを重要視するようになりました。人様に見せつけるような書は個人はありません。

書の世界の師の真似をして終わる、お金儲けとしての書というのはいただけません。だめです。気持ちだけは澄んでいたいものです。悪口になりました。すみません。