モーツァルトの熱心な聞き手 ではありませんが人並みに一応親しんではいます。

後年になって知ったピアノ協奏曲第27番。この第3楽章のかわいらしいメロディが魅力的で大好きになりました。

余談ですが、かつてNHKで落語家の5代目 桂米團治さんがモーツァルトについての番組のパーソナリティをお務めで好きなモーツァルトの曲の2位にこのピアノ協奏曲をあげていて、意外な感じを受けました。1位はコシ ファン トゥッテでした。  モーツァルトを知っていらっしゃる方らしい選曲ではないでしょうか。

それから27番には縁ができて時折楽しんでいます。



21:08から始まる代目3楽章のメロディが私は特に印象に残り、耳から離れないほどです。
モーツァルトのピアノ協奏曲といえば20番、24番、21番、23番あたりがつとに有名で演奏会では頻繁にとりあげられますが、マニアックというほどではありませんが、9番、12番、14番、22番あたりは個人的には好きです。



12番を貼り付けました。冒頭から柔らかく美しい旋律にひきこまれます。1時期よく聞いていました。
(かつてのブーニンさんの演奏ですが、このマエストロはいつから失礼ながら駄目になったのでしょうか。私は音が硬く聞こえます。楽譜に忠実すぎるようで……。歌心が足りないような……。すみません。)

モーツァルトの専門家といえば、なかにし礼先生、小柴昌俊先生、アインシュタイン、桂米團治さん、……なにより、ワルターさんの名前があがります。
N響アワーでは小柴昌俊先生がはまっている作曲家とおっしゃっていました。 アインシュタインもよくご自分でピアノを演奏されていてモーツァルトの作品についてコメントを残していました。なかにし礼先生も確か詳しくていらっしゃるはずです。

私はただなんとなく、旋律にひかれて聞いているだけでのめり込むような感じではなく、軽く親しんでいるだけです。学生の頃にわずかだけお付き合いがあった、図書司書でアマチュアオーケストラのヴァイオリン奏者の人もモーツァルトが好きでした。その方もコシ ファン トゥッテが好きのようでした。

モーツァルトはオペラが聞きやすくてオペラ入門のきっかけにもなりました。魔笛、フィガロの結婚、ドン ジョヴァンニ、など。長く聞いていても退屈しないのが入門に適していました。フィガロは長くてすみません、退屈しまして未だに……。序曲は最高ですが。

楽譜が読めれば色々ブログでも書けるのでしょうが読めませんので、浅い内容になりました。お許しください。