かつて仕事をしていなかった時分に見て感動したNHKの「シルクロードを行く」という番組がかつて再放送されていました。
20回近くあったと記憶しています。中国のかつての長安からトルコのイスタンブール、イタリアのローマまでの長い距離を秘境、名称 名跡を訪ねる素晴らしい番組でした。
石坂浩二さんの落ち着いた知的なナレーションと喜多郎さんのエキゾチックな音楽と異世界の風景にすっかり魅了されました。
最初から見ませんでしたが、あの孫悟空に出てくる玄奘三蔵の足跡をインドまで辿り、その間チベットに行きそこからイル=ハン国などの遺跡やチンギスハンに関することやタクラマカン砂漠の荒涼とした風景とその周辺で暮らす人々の生活やお祭りなどが不思議で興味深く拝見しました。世界史をしていましたからなんとなく分かるのです。
そのタクラマカン砂漠での水の重要さ。ラクダがグルグル回って井戸から水を汲み上げる古式タイプの井戸があったり、通訳の通訳がいたりして全くの異世界に惹かれました。
長い時間をかけてようやくヨーロッパの入り口、トルコのイスタンブールへ。中国から未だに陸路で行けるのが信じられませんでした。
適当に貼り付けました。昔のNHKはよい仕事をしたと感心します。
古代からあるシルクロードにすっかり魅了されました。かつて失われた古代イスラエルの12支族が日本まで辿り着いたことがなんとなく想像できそうです。
彼らは秦氏? 渡来氏? イエス様とも関係があるのは確かですね。
とかく素晴らしい番組でした。何度も見たい訳ではありませんが印象に残っています。