昨夜、次女のお友達が我が家に、お泊りに来ました。
彼女は、次女とは同じ大学に行かず、東京の大学へ進学します。
3月中旬まで受験で東京・名古屋を行ったりきたり。
優秀な彼女は次女にとって親友でもあり、お手本です。
震災で、17日から関東へ彼女と旅行に行く予定でしたが、急遽キャンセルし、我が家で6年間過ごした学校生活・受験勉強を振り返る時間を次女と持つことになりました。
次女と彼女を連れて、昨夜自宅近くの健康ランドに行った時のお話です。
サウナで、発汗しその後プールで水中ウォーキングをしていたら、可愛いお坊ちゃんがプールに飛び込んで、私達の前で一回転しました。
まだ小さいお坊ちゃんなので、凄いな~!!と拍手を。
「誰ときたの?いくつ?」
そうたずねると、お坊ちゃんのお姉ちゃん達がプールに入ってきました。
そのお坊ちゃんは4人姉妹の一番下の男の子。
私達は、泳いではいけないプールで競争したり楽しんでいました。
そこに、4人のお母様が、
「すいません・・・迷惑かけていませんでしたか?」
お母様のお話を聴くと、原発・地震・余震の怖さで、お一人で、関東から、4人のお子さんを連れて名古屋へ避難されたと伺いました。
震災の被害にあわれた方と時かに、お話を聴く事が名古屋で出来ることにビックリしました。
ご主人は、アメリカに住んでらっしゃって、何らかの事情で、一年前に日本に帰国し、お一人で4人のお子さんを育ててらっしゃる。
震災でパニックになり、お子さんを連れて名古屋に避難されたと。
名古屋に親戚知人などおらず、着の身着のままで、新幹線に飛び乗り、レンタカーを借りて車の中で寝ている数日を過ごされてる。
心が痛くなりました。
「今日、初めて、ゆっくりここで寝られます。今まで車の中で寝ていました。レンタカーで行ったことにない、奈良に行き、大仏様にお参りしお祈りしてきました。名古屋・奈良は、普通の生活をしてますね。私は怖くて関東には帰れませんが、明日帰らなければ・・・・」
なんと言葉をかけていいのか分からず・・・
お互い素っ裸なので、抱きしめたくても抱きしめられなくて、彼女の手をギュっと握りお話を、ただただ聴くだけでした。
頑張ってる人に頑張ってとは言えません。
ただただ、うなづいて聴くだけ。
彼女は涙し、私は彼女の手を握るだけ。
無邪気に遊んでるお子様達。
このまま、暖かい布団で寝られたらどんなにいいか・・・・
「よろしかったら今夜、私の家に泊まりにきませんか?震災にあってからお布団の中で寝てらっしゃらないんですよね?健康ランドより、お布団の中でお坊ちゃんやお嬢さん達寝かせてあげましょうよ。」
彼女から涙がまた溢れました。
「ご親切にありがとうございます。明日高速バスで、関東に一旦帰ります。そして子供達だけ主人が居るアメリカに行かせますので、お言葉だけ頂戴します。本当にありがとうございます。」
一緒に泣き、手を握り彼女のお話を聴く事しか出来なかったけど、私は彼女からとても大切な心を頂きました。
昨夜の出来事は、私の人生で心に残る出来事でした。
「どうか、ご無事で、、、、、お子様から沢山の元気貰ってくださいね。沢山の宝物が貴女の支えになりますね。」
最後に、彼女に言葉を掛け、手を握り、お坊ちゃんにハグして、お別れしました。
彼女の家庭の事情は私には分かりません。
彼女は、お子様達と最後の別れの旅をしたんだと・・・・・・
最後に彼女が言った言葉。
「名古屋っていいところですね。」
私に目から涙が溢れて止まりませんでした。。。。
彼女とそのお子様達が、どうか幸せで平穏な日々が一日でも早く来ますように。