カズ「・・・ビールしかないけど 上がってくぅ?///////」
胸に閉じ込めたニノちゃんが 小さな震える声で言った
雅「もう靴脱いで上がってんじゃん(笑)」
さっきニノちゃんが「早くっ早くっ」って急かすから慌てて脱いだスニーカー
なんでか玄関で抱き合ってるオレら
冷静になってみれば
何?この状況は?
雅「そういえば何?なんで早くって言ったの?」
顔を拭くみたいに
オレの胸にグリグリって顔を擦り付けて
カズ「・・・別にぃ?急いでただけ・・・//////」
そう言って 柔らかい手でオレの手を握って
ニノちゃんの部屋に招き入れてくれた
雅「だからっ なんで急いでたの?」
カズ「えへへっ なんだったかなぁ////////」
━─━─━─━─━─
「はいっ」ってビールを手渡してくれて
2人で「おつかれっ かんぱ~いっ」って言って
その後 ニノちゃんはオレにピッタリくっ付いてゲームを始めて
度々「どっ?どうよぉ?今ちゃんと見てたぁ?すごくね?オレぇ」って
めちゃくちゃ得意気な顔でオレを見上げてくるから
何だか嬉しくて楽しくて
いっぱい笑った
ニノちゃんのこうゆうとこ子供みたい(笑)
でも・・・
なんか忘れてる気がする・・・
雅「・・・・・・・・あっ!!」
カズ「わっ! へ?なに?なに?へ?」
思い出したっ
オレとニノちゃんは勝負の途中だった!
雅「そーいえばニノちゃん 翔ちゃんに好きになってもらう勝負だけど・・・」
カズ「あーそれ もうやんない」
雅「えっ?なんで?まだ勝負ついてないのにぃ」
カズ「勝負とか別に興味無いんで」
ニノちゃんから言い出した勝負なのに もう終わり?
あれ?オレに勝てる気がしなくなったから止めるの?
ピコピコと音を立てているゲーム機の画面から顔を上げなくなったから
身体を傾けて ニノちゃんを下から見上げてみた
カズ「なっ!なによぉ?下から見ないでよぉ~っ えっちっ💦」
雅「なんで えっち?ニノちゃんなんて いつもオレのこと下から見上げてんじゃん」
カズ「・・・ばぁ~かっ」
雅「は?なんでばかなの?」
カズ「あ~腹減ったっ 相葉パパのマーボーが食いてぇ」
雅「マーボーかぁ 食いてぇーなー」
カズ「パパのマーボーが1番ウマいよね」
話はぐらかしてね?
なんか 腑に落ちないけど
ま・・・ いっか
雅「オレが代わりに作ってあげたいけど ニノちゃんち調味料とか無いんでしょ?」
カズ「うんっ だから今日のところはデリ頼みましょぉ」
雅「うん マーボーの・・・ セットみたいのあるの?」
カズ「知らね オレは カレーうどんにするから」
雅「は~っ?ニノちゃんが マーボー食いてぇーって言ったんじゃんっ」
カズ「言いましたが カレーうどんにします」
雅「なんでだよぉ?マーボー食おうぜっ」
カズ「カレーうどんね?まーくん 早く電話して?」
雅「えっ?ニノちゃんちなのに オレが電話すんのぉ?」
カズ「だって今 両手塞がってんだもん」
さっきまで何かを悩んでたようなニノちゃんはもう
いつもの シレッとしたニノちゃんで
でもかわいいから どうしてもオレも甘やかしちゃうんだよなぁ
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切れの悪いところで 『つづき』で ございます
皆さま お久しゅうございます
放置プレイ魔の せりかでございます
いや~めでたいですなっ
ニノちゃま司会の紅白が見れることになるとは
ニノ担にとって忘れられない紅白になりますな
あの子けっこう仕切るの好きな子だもの
うるるんお目々でカメラ目線の司会 期待しています
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