蚪真の目にホテルカリビアンという看板が目に入った

「煉!どういうつもり?!」

駐車場に車を停めた途端 蚪真が叫んだ

「だって 姫がお腹空いたし 秘密の相談があるし 暇潰したいって言うから…1番最適な場所」

そう言って嫌がる蚪真の腕を引き さっさと部屋を選ぶとすぐ連れ込んでしまった
「信じられない!
オレ ヤリタイなんて言ってない!」

「まっ とりあえず座って」

と煉は蚪真をソファーに座らせると
ルームサービスのメニューを持ってきて
「ささっ…何食べる?」

と広げて見せて

「適当に見てて…俺 お湯入れて来るから!」

とバスルームに消え お湯の栓を捻るとすぐ出てきた

「決まった?」

と蚪真の横に並んで座ると

恨めしそうに煉を見る蚪真に

「姫 ここまで来たら諦めが肝心!」

と言ってにこやかに笑った

蚪真はため息をつくと食べたいメニューを指し示し 煉は取り付けの電話でルームサービスを頼んむと 蚪真の横に来て座った

そっと蚪真の肩を抱くと
耳元で

「姫…好きだよ」

とささやき 蚪真の唇を塞ぐように口づけをしてきた

蚪真は諦めた様子で煉の首に両手を回すと積極的に煉の唇を受け止めた