加藤は
土を全部かけおわると足で踏み固め始めた
それが終わると
集めておいた枯れ葉や枝で踏み固めた部分を満遍なく覆い隠した
ひとしきり見回して辺りと違和感がないのが見て取れると
手についた土を叩き落とした
傍に放り出してあったショベルを拾うと離れた場所に置いてあった車に向かった
(早くここを離れないと…)
焦りから少し縺れた様に歩く
黒い軽自動車まで戻ると後部座席にショベルを放り込んだ
運転席に座るとキーを回しエンジンをかける
(早く離れないと…)
正常にエンジンがかかったのをみてホッと一息ついた
ギアを入れアクセルを踏むと
軽自動車はスムーズに発進した
両脇に乱立した樹木に挟まれたケモノ道といっていいほどの細い脇道を抜けると 少し広い山道に出た
この辺りは地元の人間でも足を踏み入れる事はめったにない
しかも
今は深夜…
それを意識してこの場所を選んだのだ
しかし
万が一 近隣の住民に逢う事でもあれば…
加藤は焦っていた
(早くここを離れないと…)
その思いだけでアクセルを踏んでいた
しばらく走ると
やっと山道から国道に変わろうとするT字路に出た
左右を見回し
右にハンドルを切った途端
目の前を何かが横切った
加藤は慌ててブレーキを踏んだ
土を全部かけおわると足で踏み固め始めた
それが終わると
集めておいた枯れ葉や枝で踏み固めた部分を満遍なく覆い隠した
ひとしきり見回して辺りと違和感がないのが見て取れると
手についた土を叩き落とした
傍に放り出してあったショベルを拾うと離れた場所に置いてあった車に向かった
(早くここを離れないと…)
焦りから少し縺れた様に歩く
黒い軽自動車まで戻ると後部座席にショベルを放り込んだ
運転席に座るとキーを回しエンジンをかける
(早く離れないと…)
正常にエンジンがかかったのをみてホッと一息ついた
ギアを入れアクセルを踏むと
軽自動車はスムーズに発進した
両脇に乱立した樹木に挟まれたケモノ道といっていいほどの細い脇道を抜けると 少し広い山道に出た
この辺りは地元の人間でも足を踏み入れる事はめったにない
しかも
今は深夜…
それを意識してこの場所を選んだのだ
しかし
万が一 近隣の住民に逢う事でもあれば…
加藤は焦っていた
(早くここを離れないと…)
その思いだけでアクセルを踏んでいた
しばらく走ると
やっと山道から国道に変わろうとするT字路に出た
左右を見回し
右にハンドルを切った途端
目の前を何かが横切った
加藤は慌ててブレーキを踏んだ