先日、といってもしばらく前の話になってしまうのですが、毎年の恒例行事となりつつあります「ハヤヲと愉快なムシキング」の初戦が行われましたので、この場にてレポさせていただきます。
いつにも増して、バトル開始は唐突でした。
むわっとする梅雨の夜、クーラーはおろか扇風機すら稼働前の私の部屋は常に窓を半開き状態にしています。
当然網戸はぴちっと閉めているのですが、この網戸なぜか最上部と最下部に約5ミリ四方の隙間があります。
この程度の隙間なら、成虫のGやカナブン、セミなど大きな敵が侵入して来る危険性は極めて低いのですが、小さなクモなどはいつでもウェルカム状態なのです。
どんなに虫嫌いな私とて、ミニマムサイズの虫ごとき戦うに値しないなどとおごり何も対策していなかったのですが、それが敵の作戦だったとは全く気付きませんでした。
私の部屋はベッドの横に例の大きな窓が並んでおり、夜なのでカーテンを閉めていました。
私はベッドに台を置き、そこにPCを置いてカチカチするのが日課、その日も同様にカチカチしていたんです。
そこでふと気になった視界の左隅、うごめく長細い物体。
物体が這うカーテンとの距離は50センチあまり、無駄に度の強いメガネで敵の姿を確認し、驚愕のあまりまるで金縛りにあったかのごとく神経が体から逃げて行きました。
噛み付かれれば私の腕などいともたやすくもぎ取られてしまうであろう強靭な顎、これでもかってほどいっぱいある足、刺されれば頭蓋骨さえ簡単に貫通してしまいそうな尻尾の針。
一般的にやつはこう呼ばれます。
ム カ デ
次回予告「死闘」