被災地との交流PartⅡ 8 | やえちゃんのブログ「自分らしく輝いて生きるために」

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心のことやスピリチュアルなことを中心に、大好きな大島優子ちゃんやAKB48のこと、日々感じたことなどを書いていきます\(^o^)/

今回は、2012年最後の握手会に行くマブリッドキバさんに、
子供たちが今の気持ちを託す様子です。

星


岩手県山田町の皆さんと子供たち、ご当地ヒーロー・マブリッドキバさんとの交流

【マブリッドキバ Google+】より


(続き)
昨年2011年5月22日に、AKB48グループの皆さんが、
初めて被災地訪問をしてくれてから、そのお礼にと、
子供たちが感謝状やメッセージ、伝言をメンバーの皆さんに届け続けた。

そして今年の握手会も最後を迎えることになった。
今まで伝言を託してくれた子供たちなどが連絡をとり、集まったり相談をした。
どのメンバーの方に、最後の伝言とお礼を託すかを話し合った。
来年にも多くのメンバーさんにお礼や伝言を届けることは変わりない。
でも多くなれば、そのぶんお礼や伝言ができないメンバーさんもいる。
できれば、より多くのメンバーさんにお礼や伝言を届けたい。
スタッフも足りないし、オレがまわれるメンバーさんの数も限られてくる。
子供たちはそれも気遣ってくれて、相談をしたようだ。

そして、子供たちの意見がまとまり、会って話を聞くことになった。
小学生から中学生、数人が集まって結果を報告してくれた。

そして、今年最後の握手伝言は、
AKB48の大島優子さんに決めましたと言った。

子供たちの多くのリクエストがあること、
震災から今まで表に出ることなく、陰ながら自分たちや町を応援して、
共に寄り添ってくれたこと、様々な理由を子供たちは挙げてくれた。
そして、こうも言ってくれた。

メンバーのみんなは前を向いているし、いつまでも震災のことで伝言しても、
楽しい気分を悪くしてしまうこともあるかもしれない。
私たちはメンバーのみんなからの返事で、勇気も笑顔ももらっている。
だからこそ、改めてメンバーのみんなに伝えて欲しいんです。

「前を見て走っていってほしい。忘れたって大丈夫。いっぱいもらいました。
 大勢のファンの人もいるし、その人たちや自分の夢のために走ってほしい」

優子さんにメッセージを託した子たちが言う。

「本当に最高に嬉しかった。でも、このままじゃいけない。
 私たちも優子さんを見習って、前に進んでいかないと。
 いつか会うときに笑顔でお互いに頑張ったね!って、
 言えるようにならないといけないと思ったんです」

みんなが言った。

「私たちはファンだから、メンバーのみんなの笑顔がずっと見たいんです」
オレは子供たちに言った。

「いいのかい?優子さんはもうしばらくは握手には来られない。
 握手券も今、優子さんは1枚しかないし、
 これで伝えることで来年の半ばまで、
 優子さんにはメッセージをもらえないけど、いいのかい?」

子供たちは言った。

「忘れても大丈夫だよ。
 キバさん、私たちはいろんなもの無くなったけど、
 いっぱいいっぱいみんなやメンバーさん、
 ファンの人たちに取り返してもらったから。
 優子さんは忙しいし、今しかできない夢もあるんだよ。
 だから大好きな優子さんに夢を叶えてもらうなら、
 私たちは忘れられても追いかけることができるから。
 そういうのを教えてもらったから」

オレは子供たちに言った。

「わかった。今年最後を務めさせてもらおう!伝言、しっかりと受け取った」

子供たちは今、精一杯に背を伸ばして、自分と戦おうとしている。
【忘れてもいいんだよ。いってらっしゃい】

この言葉を言うのは辛いはずだ。
でも人には人に、そうしなければならない時がいずれ来る。
辛い選択だが、前に進むため、大好きな人にずっと笑っていて欲しいから、
そうしなければならない。

優子さんに感謝状やメッセージを書いた女の子達の数人は、
オレの目の前で肩を抱き合って泣いた。励ましあった。
もうしばらくは伝言もできない。

「泣いちゃダメだよ。
 優子さんは、メンバーのみんなは、それで進めるんだもん。
 キバさんだって直接言うんだから辛いんだよ。
 私たちはがんばろうよ!ねえ、キバさん。
 私たちの言うことって、ファンとして間違ってないでしょ?」

オレは堪えた。辛い。いや、優子さんにこれからもよろしくって言いたい。
それは子供たちだって望んでいる。
でも子供たちが泣いて決断したことを決して無駄にはできない。
優子さんに伝えなければ。オレは言った。

「うん、ファンとしてカッコいいぞ。オレも賛成だ。
 応援することはできるもんな。まずは前に進むために区切りを付ける。
 それこそファンとして、とても大切なことだと思うから」

今年最後の伝言はこうだ。

【優子さん、訪問からずっと今まで見守ってくれて、ありがとう。
 見えないところで励ましてくれましたね。いっぱい受け取りました。
 みんな感謝しています。本当にありがとう。
 これからは優子さんが自分の夢を叶えられるように、
 ずっと応援しています】

オレは2012年、最後の握手会に、
子供たちの作ってくれたお守りを持って向かった。


星


なんて健気な子供たちなんでしょう…
キバさんのことも、AKBのメンバーのことも気遣って…

優ちゃんは、子供たちから絶大な人気があるみたい。
笑顔の可愛い優ちゃんが、子供たちは大好きなんだね(^v^)

次回は優ちゃんのお返事が聞けます!
ぜひ、読んでくださいね(^-^)