被災地との交流3 | やえちゃんのブログ「自分らしく輝いて生きるために」

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心のことやスピリチュアルなことを中心に、大好きな大島優子ちゃんやAKB48のこと、日々感じたことなどを書いていきます\(^o^)/

被災地の子供たちの真剣な想いを届けるため、
ご当地ヒーローのマブリッドキバが動き出します!


もみじ


岩手県山田町の皆さんと子供たち、ご当地ヒーロー・マブリッドキバさんとの交流

【AKB48さんに「ありがとう」の手紙を届けました】(2012年1月30日)より


(続き)
子供たちは、大喜びしました。
そして、マブリッドキバと約束しました。

【大人の力を借りずに、子供たちだけで手紙と感謝状を書いて、集めること】

手紙を集めるには、学校の先生や親御さんの許可がいるから、
それはマブリッドキバが大人の許可をもらって、子供たちの運動を応援すること。

子供たちは約束してもらったことで大変に喜んで、
必ず子供たちだけでやり遂げると、誓いました。

マブリッドキバも、子供たちとの約束は必ず守ると言いました。

私たちはマブリッドキバに無茶な約束をしたのではないか、と心配していると伝えると、

「オレは子供たちと約束をすることが、怖かった。
 できれば逃げてしまいたかったし、ごまかしたかった。
 でも子供たちは、お世話になった大好きなAKB48さんを、
 信じて応援したいと誰かのために真剣に向き合っている。
 オレは密かにAKB48さんが好きで、応援していたかった。
 表に出て、迷惑になることは、ファンとしてしたくなかった。
 でも、愛する者を信じて向かい合い、それを伝えることが無理だとしても、
 今度だけは逃げてはいけないと、子供たちを見て思ったんだ」

と、覚悟を持って話してくれました。
私たちスタッフには、それがどういうことなのか、わかりました。

約束を守れなかったら、マブリッドキバは子供たちの前から潔く去るのだろう…と。

マブリッドキバと私たちは、
学校の先生方や親御さんたちに事情を説明して回りました。

全部の先生方が、学校内で子供たちが手紙を集めることを、
快く見守って応援してくれました。

子供たちも連絡を取り合って、手紙と感謝状を書くことを始めました。
学校の先生方や親御さんは、私たちに言ってくださいました。

「大人の私たちにも、わかります。
 お世話になったAKB48さんにお礼を言って、繋がっていたいのだと思います。
 一部の大人の人には、理解できないかもしれない。
 でも、私たちにはわかります。
 子供たちが自分で動いて、誰かに感謝することをとめる理由はありません。
 それに山田町の子供たちが言うことならば、
 私たち大人にとっても気持ちは同じです。
 子供たちに元気と笑顔を与えてくれているAKB48さんも、
 頑張っているんですから、
 その活動に『元気と笑顔をありがとうございます!』と、
 子供たちと同じように伝えたいですよね」

マブリッドキバは校長先生に、
もし約束が守れなかったらと、相談することもありました。

しかし、校長先生は相談する前に、笑顔でマブリッドキバに話してくれました。

「大丈夫です。
 震災から今まで、マブリッドキバさんは子供たちのために、
 学校の私たちのために、力を尽くしてくれました。
 キバさんなら、きっとできます。
 大好きな子供たちも、AKB48さんも信じましょう」

親御さんや先生方から快く許可を頂いて、運動は広がっていきました。

その中で子供たちは伝えたいことと、目標を決めました。

被災地支援を続けるAKB48さん、SKE48さん、NMB48さん、
3つのチームを合わせて144人。
その気持ちと応援に感謝をこめて…

【山田町からAKB48さん達に3倍のありがとうを伝えよう】

という運動になり、子供たちは感謝状も自分たちで作りました。

そしてついに、子供たちは大人に頼らずに、見事にその目標を達成しました。

感謝の手紙は144通が目標でしたが、
それを上回る多くの手紙が集まりました。

そして感謝状も用意され、
最後にマブリッドキバと私たちがすべてを受け取りました。

受け取ったのは12月の半ば、山田町では雪がちらつき始めていました。


もみじ


やっと子供たちの気持ちが結集し、手紙と感謝状という形になりました。
子供たちだけで集めたAKB48メンバーへの感謝の想い…

次回はいよいよ、マブリッドキバとスタッフが
子供たちの想いを届けに、東京へ向かいます。

どんな展開になるのか…
では、また明日(^O^)/