
次の日、デパートのドアが開くと、たぬきはスタコラサッサと歩きはじめました。
すると、バスがやってきました。
たぬきはバスに乗りました。
バスからはしんかんせんが走っているのが見えました。
「ピンポーン」とボタンを押して、バスを降りる人を見て、たぬきもまねをして降りました。
降りたところには本屋さんがありました。
たぬきはカブトムシの本を見つけると、お金も払わずに持って、お店を出ました。
たぬきがスタコラ歩いて行くと、今度は公園がありました。
公園に入っていくと、むこうに川がありました。
たぬきは釣りをして、魚をつかまえました。
公園にもどって、魚を焼いて食べました。
おなかがいっぱいになったたぬきがスタコラ歩いて行くと、またちがう川がありました。
「のどがかわいたなぁ」と、たぬきは川の水をごくごく飲みました。
水を飲み終わるとたぬきは、だんだん月に帰りたくなってきました。
そこでたぬきはスタコラ歩き、バスに乗って、月のところまでもどりました。
そして、空に帰っていきました。
(おしまい)
『月のたぬき』
2013.6.25
