家族へはがんの告知はするけど、友人・知人にはどこまで話したらいいのかすごく悩んだ。

昔は毎日のように遊んでいた友人達も私も地元を離れたし、コロナ禍ということもあり、全然連絡を取っていないのが現状。

それなのにいきなり連絡をして、「がんになりました」と報告するのはちょっと気が引ける真顔

ということでまだ誰にも報告していない。


唯一、この人には託しておかなければという友人がいる。

それはMちゃん。


子供が同じ幼稚園、同学年だったが、うちは3年保育、Mちゃん(ママ友)の所は2年保育、うちは娘でMちゃんちは息子で全然面識がなかった。

たまたま行った支援センターで共通の知人を介して最初知り合った。

人見知りの私と違って、Mちゃんは人懐っこく、最初から物凄くグイグイくる人だったニヤリ

それを機に幼稚園が終わってから毎日のように支援センターで待ち合わせをして、子供を遊ばせながらお互いのことを色々話して、どんどん親密になっていった照れ


年長さんの冬、ちょうど夫が海外出張に行った日に発熱し、インフルエンザに罹ってしまったことがあった。

幸い娘は熱もすぐ下がり元気になったが、私は高熱と怠さでダウンしてしまったゲホゲホ

それでも子供には食べさせなきゃと寒気がする体でなんとか作っていた。

そんな時、Mちゃんがお鍋を作って持ってきてくれたビックリマーク

その時「困った時は遠慮しないで何でも言って!」と彼女に言われた。

私はありがたい言葉に思わず涙ぐんでしまった悲しい


小学校の学区が違うため、疎遠になるのかな?と寂しく思っていた私に「子供達が別々になっても私たちは違うからね!」とすかさず言われた爆笑

彼女はとても忙しい人で時間がないのに、その合間を縫ってお茶をしたり、ランチをしながらお互いの近況や他愛もない話でいつも時間があっという間に過ぎていた。

お互いの年齢も近く、子供も同じ歳で将来の事とかを話す時に「私に何かあったら、娘を頼むね」なんて冗談混じりに話したりしてた。


そしてがんがわかって、本当に彼女に娘の事を頼もうと電話をした。

私から電話なんて滅多にしないから、どうしたのかと不思議がっていた。


私 

「ちょっと話さなきゃいけないことと、頼みたいことがあって…」

Mちゃん 

「何〜?あらたまって〜怖いんだけど〜」

「実は…病気になってしまってさ…」

Mちゃん

「ちょっと!何の病気!?」

「大腸がんになっちゃってさ…しかも末期で余命が1〜2年て言われたんだよね…」


Mちゃん

「うそだーー‼️なんでぇーー‼️

いやだぁーーわぁぁぁ(号泣)」


「それでとりあえず、年末に手術することになったから、入院中何かあったら頼みたいと思って。

あと私が死んだら、娘の相談相手になってもらえる?思春期になったら、パパに相談できないこととか女にしかわかんないことたくさんあると思うから」

Mちゃん

「そんなのはもちろん!任せて!◯◯ちゃん(私の娘)が私の事嫌だって言うかもしれないけど」

それから色々泣き笑いで話して電話を切った。


次の日、Mちゃんから電話が来て

「私決めたから!普通に接するからね!」


それから本当に普通に接してくれている。

私の入院が長引く中、スキー教室を申し込んでくれて毎回自分の息子と一緒に私の娘を連れて行ってくれ、お昼ご飯も一緒に食べてうちまで連れてきてくれる。

娘もすごく楽しそうにしてる写真を送ってくれるにっこり

お正月はお雑煮の汁を作って持ってきてくれたり、他にも色々と差し入れしてくれているらしい。


この歳になって、こんな友達ができるなんて思ってもみなかった

私はMちゃんに出会えた事、とても幸せに思うし感謝している。

そんなMちゃんに私は何もお返しできてないショボーン


がんの話をした時、

「私との約束覚えてる?」

と聞かれ、

「もちろん。子供達が高校卒業する10年後、旅行しようって約束でしょ?」と答えると

「ちゃんと約束守ってよ‼️」

と強く言われた。


私がMちゃんに恩返しできるのは、10年までとはいかなくても、少しでも長く生きて彼女と笑って過ごせることなのかもしれない。