お兄ちゃん

もういつ逝ってもおかしくないんだって。

こうやって話している間に、逝くかもしれないんだって。

先生の経験上、もって数日って...

 

涙ながらに連絡をくれた妹

 

余命数日。

母の命タイムリミットを知った。

 

末期の腎不全だった。

 

このままでは後悔すると思った。後悔だけはしたくなかった。

会いに行こう

そう思った。

 

飛行機の中

到着するまでの数時間

頼むから生きていてくれ

ずっと祈っていた。

 

昨晩、妹からの宣告に、力一杯泣いた。

それで覚悟はできていた。でも、せめて会うまでは頑張って生きて欲しいと思った。

 

食欲がなかったせいか随分痩せ細っていたが、呼吸もある。

わずかではあるが、話もできる。

会えて嬉しかった。

 

体の痛み、呼吸のし辛さ

苦しそうだった。

 

早く楽にしてあげたい。

そう思った。

 

みろくは計算をしていた。

数日で母が旅立てば、ここに何日居ればいいかを。

なんとか間に合うな。

 

12日後

尊敬するメンターに会う約束をしていた。

 

数日が経った。その日ももうそろそろだった。

 

でも母は頑張っていた....