年金について少しだけお話したいと思います。


年金には繰上げ受給と繰り下げ受給があります。

通常は65歳で年金は受け取れる訳ですが、それを65歳より前、つまり60〜64歳までに受け取る事を繰上げ受給といいます。


逆に65歳以降、つまり66歳から75歳までの間に受け取る事を繰り下げ受給といいます。


繰上げた場合、繰上げた時期によって、受給額が減額されます。(詳しい計算は今回割愛しますね)

次に繰り下げた場合は、受給額が増額されます。

双方、受給した年齢によって、受給額は異なります。


この辺まではみなさん、なんとなくお聞きになったことあるのではないでしょうか?


みなさん、何歳になって年金もらうか決めてますか?


みろくはお金について学ぶまで、全くちんぷんかんぷんでした。いつもらったら得なのか、損するのか分かりませんでしたから。


それでは簡単なモノサシをお知らせします。ただし、このモノサシは現行の年金制度から割り出したものですので、将来変わっているかもしれないので、そこはご了承下さい。


繰上げ受給する場合、受給した年齢+20歳以上長生きすると損です。例えば、61歳から受給開始した場合、81歳以上長生きすると損します。


一方、繰り下げた場合、受給した年齢+11歳以上長生きすると得します。例えば、68歳から受給開始した場合、79歳以上長生きすると得します。


さていかがですか?これで決めやすくなりましたか?


みろくはと言うと、まだ決めておりません。と言うか、自分の寿命なんて分かるわけないだろ?って。


そうなんです。受給開始時期って賭けなんです。これくらい生きるだろうな?みたいな感じで受け取り始めるんですね。


結局、あまりいいアドバイスにはなりませんでした。すみません。


みろくが考えているのは、60歳以降、自身の生活を見てみて、早くもらった方が良ければ早くもらおうと思います。例えば、病気や怪我のため働けなくなった場合とかね。健康で働けそうなら、少し遅めにもらおうかなとか。


老後の事なんてまだまだ先という方もいらっしゃると思います。でも、どの年齢の方にも伝えたい事。


それは、健康的な生活をすると言うこと。元気があればなんでもできます。年金の損得より、自身が健康的に生きる事。これが1番大切なのかもしれません。