2人の子供とは仲がいい方だと思う。


共通の趣味もある。


「次の休みの日、一緒に見に行かない?」


「えー、お父さんと?お金出してくれるから、行ってもいいよ😋」


「結局金かい!笑」


そんな冗談を言いながら、休みの日は子供と一緒に出かける事もしばしばあった。


子供がまだまだ小さい時、夜の絵本の読み聞かせはみろくがやっていた。


ピアノの発表会


子供がまだ小さかったため、発表の時、踏み台を準備しなければならない。


ほとんどは母親がやる中、先生は開口一番


「お父さん やってもらっていいですか?」


だった。


公園にも良く連れて行った。


口ごたえするようになったが、今も可愛い息子である。


嫁との会話がなくなっても、子供との関係はうまくいっていた。


でも嫁は、みろくと子供の関係を良く思わなかった。


外出から戻ると、みろくだけではなく、子供達にまで無視する。




「そりゃ、母親にとって息子さんは永遠の彼氏ですもん」


後に出てくる女性調停員はそう言った。


子供がお腹すかせてるのに、なかなか食事を作らないのは彼氏だから?


乾いた洗濯物を山積みにして、子供に着る服がないと困らせるのは彼氏だから?


失礼を承知の上で、当時の気持ちを書き記す。


母親って言うのは随分器の小さな人間なんだな。



調停員さん、あなたの旦那とは馬が合いそうだ。