そう、別れが苦手な件について。

 

別れが好きな人って多分いないと思う。今日の「別れ」は、恋愛に限った話をします。

 

 

誰かと出会って、お互いに惹かれ合って、恋人同士?パートナー?になる。

 

そうすると、プライベートな時間では誰よりも長い時間を親密に過ごして、どんどん近い存在になる。

 

お付き合いしてる間は、誰よりも私のことを知ってくれていると思うし、相手の事情も深いところまで聞いたり。

 

男女で恋人だから、というより一人の人間として、ものすごく近しい親しい存在になるような気がする。

 

 

…のにね。

どれだけ長い年数をそんなふうに過ごしていても、その恋人関係が終わると、お別れになるのが男女の仲。

 

相手のことをたくさん知って、相手にも自分のことをたくさん知ってもらって。

親密になり、情も移る。

 

友人関係なら、その時々で濃さや形を変えて、長く続けることも可能なのに、恋愛関係はそうもいかない。

 

 

これがすごく苦手なのです。

 

別に一緒に過ごした時間、親しくなったことが無駄に思えるとかそういうことではなくて。

 

縁あって出会ったのに、親しくなったのに、終わってしまうのか、という。

寂しさ?かな。

 

かと言って、お互い男女として惹かれ合う感情はなくなっているのに、恋人関係でい続けることはできないからね。

 

 

でも、この出会って別れてを繰り返していくことへの悲しさ、寂しさ、虚しさ?みたいなものがあったからこそ、結婚したいって思ったような気もする。

 

もうこんなふうに繰り返すのは嫌だな、と。

 

もちろんそれだけで結婚したわけではないけど、いわゆる身を固めたい、の気持ちの裏にはそういう側面もあったような気がするのです。

 

 

あとは、別れを重ねていくのが嫌だと思えるのは、人間として魅力のある人に多く出会えていたということの裏返しでもあるのかな、と思ったり。

 

いずれにしてもその全てが、今の私を作ってくれているのよね。

 

 

 

結婚してもうじき8年経とうとしているけど、久しぶりにこんなことを考えた。