前回に引き続き、ディーパック・チョプラ博士の本『宇宙のパワーにアクセスする方法』の読書備忘録。
以下抜粋。
第2章
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ヴェーダンタによれば、人間が苦しむ理由は5つしかないそうです。
1つ目は、私たちが自分を誰かを知らないこと。
2つ目は、自分たちをエゴまたはセルフイメージで認知していること。
3つ目は、一過性のものや実在しないものにしがみついていること。
4つ目は、一過性のものや実在しないものを恐れていたじろいでいること。
5つ目は、死に対する恐れ。
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さて、もし誰かが「あなたは誰ですか?」と聞いたとしたら、あなたの答えはおそらく「ええと、わたしの名前はこれこれです。私はアメリカ人、この会社の社長です」といったようなものでしょう。
これらすべての答えはあなたのセルフイメージ、またはあなたの外側にあるものについて言及しています。名前、場所、状況など。
このように、自分をセルフイメージや、特定の対象物で認知することを「対象依存」と呼んでいます。
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多くの人はどういうわけか「自分」と呼んでいるもの、つまり肌に閉じ込められた「意識」が、頭の中のどこかに位置していると感じています。
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私たちの意識の中心は、すべての時間と空間の中心であるということです。それは、同時にどこでもあり、どこでもないのです。
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知覚的経験上、私が見ている対象物は固いように思えますが、それも真実ではないのです。私たちは、物質は原子で構成されていて、原子は巨大な空のスペースのまわりをぐるぐる回っている素粒子からできていることを知っています。
物質世界の経験は、私たちが感覚を信じることを学んだことによって築き上げた迷信です。実際に宇宙は混沌としたエネルギースープを取り入れ、自分たちの意識の中で物質的な現実に変換しているのです。
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宇宙全体がある以外、その他の「あなた」は存在しません。
広大な宇宙の心が物理的な宇宙を作りだし、個人の心が物理的な宇宙を経験します。
しかし実際には、広大な宇宙の心と個人の心の両方に「無限の意識」が浸透しています。「無限の意識」が私たちの源であり、すべての創造はその中にもともと備わっているのです。
自分自身を観察している「無限の意識」が、「観察者(魂)」、「観察するというプロセス(心)」、そして「観察されているもの(体と世界)」という概念を作り出します。
「観察者」と「観察されているもの」は自分たち自身の間に「関係」をつくり出し、この関係が空間となります。そしてこれらの関係をつくり出す動きが「出来事」をつくり出し、時間となるのです。
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私たちは皆、知性の囚われ人です。そして、知性の過ちとは、「知性は現実を投影したものを現実と取り違えてしまう」ことです。
知性は、魂を体の体積の中に押し込め、寿命の長さの中に押し込め、そして死すべき運命という魔法をかけています。
「自己のイメージ」が「際限のない自己」の影を薄め、私たちは無限の意識である私たちの源から切り離されたか断絶されているように感じてしまうのです。
これが恐れと苦しみと人間のすべての問題のはじまりです。
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抜粋以上。
これを読んで、”五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)”が、私たちをこの物理次元の幻想にどっぷり浸らせるための、非常によくできたシステムのようなものに感じました。
支配するも支配されるもなく、
被害者も加害者もなく、
善も悪もなく、
すべては自分が創り出した幻想